バスタオルと足ふきバスマットは見えないダニとカビだらけ!プロの予防策とオススメ商品
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バスタオルと足ふきバスマットは見えないダニとカビだらけ!プロの予防策とオススメ商品

【はじめに】

せっかくお風呂で体や髪をキレイに洗っても、不衛生な足ふきマットやバスタオルを使ったのでは台無しです。
カビやダニは濡れた繊維が大好きですので、きちんと対策をしておかなければ宇宙規模で繁殖していきます。
あなたの体や髪の毛が、カビやダニだらけのタオルやマットと同じ状態にならないためにプロのアドバイスを参考になさってください。

整理ist 佐藤
おやおや、何かお悩みですか?
バスタオルやバスマットってカビやダニが多いって聞いたんですけど本当ですか?
整理ist 佐藤
あっ、それ本当ですよ!
ええ~、じゃあカビやダニがついたタオルで体を拭いてるってこと?
整理ist 佐藤
ほとんどの人がそうだと思いますね。
いや~!それ絶対にいや~!何か方法はないですか?赤ちゃんもいるので何とかして下さい!

 

カビ、ダニ対策の基本の考え方

防カビや防虫対策で多くの人は、カビ退治とか殺虫という「殺す」方法を優先していると思います。

確かに、「殺す」もしなくてはいけないのですが、「予防」という対策の方が大切なんです。

そうしなければ、カビが生えたら殺す、虫が出たから殺すの繰り返しになってしまうからです。

「殺す」ためには、強力な薬品や殺虫剤を使用しますよね。それって、使えば使うほど人体へのダメージをかなり受けているってことを忘れてはいけません。

特に小さなお子さんや赤ちゃん、妊婦さん、高齢者、病中病後の方に対するダメージはかなりのものです。

 

そして、多くの人は「相手の弱点をつく」という考え方で対策をしようとします。だから、「殺す」という発想になりがちなんです。

私たちプロは、「相手の好きを絶つ」というふうに考えて対策をしていきます。

例えば、このように考えてみましょう。

あなたは、牡蠣が大好きです。
秋から冬には毎日食べても飽きないくらい大好物です。
だけど、今年は牡蠣がまったく育ちませんでした。
売ってても数万円します。
あなたから牡蠣が絶たれてしまいました。
ツライですよね。
世界のどこかに牡蠣がないかと日本を離れるかも ^^

ん~、ちょっと分かりにくかったかも ^^;

それじゃあ、これならいかがでしょうか?

スマホはいまや必需品です。
スマホがなければ不自由だし不便です。
スマホが大好きです。
だけど、家に忘れてきました。
バッテリーがゼロになりました。
壊れてしまいました。
もしくは、スマホ使用禁止法令が可決されました。
死ぬほどつらい思いをしませんか?

ん~、これも分かりにくかったですか?

それじゃあ、あなたの死ぬほど大好きな物を想像して下さい。そして、それがこの世から無くなったら?と考えてみてください。

その時、あなたはどう思うかです。

 

「好き」を絶たれるのは、人間でも嫌なことです。

そして、「好き」を絶たれると受けるダメージが大きいのです。

それでは、カビやダニの「好き」って何でしょうか?

 

カビやダニはジメジメの湿気が大好き!

カビやダニが一番大好きなのは、ジメジメした環境です。

多くのカビは乾燥した場所には生えません。ダニも乾燥した場所では生息が難しいです。

と云うことは、カビやダニが大好きな「ジメジメ」を絶ってやればいいわけです。

 

バスタオルは毎日洗濯していますか?

お風呂で洗った体を拭くのだからバスタオルは汚くない。だから、毎日は洗濯せずに3日に1回しか洗濯していない。

って言う人が少なくないです。

ヒドイ人は1週間に1回とか、1ヶ月に1回っていうツワモノも。

 

それでは、髪の毛1本1本丁寧に洗ったのでしょうか?毛穴まで1つ1つ丁寧に洗ったのでしょうか?

本当に身体から汚れや菌を全て無くすためには、塩素系漂白剤(カビキラーやキッチンハイターなど)を頭からかぶるか、全身を漬け込むしかありません。

石鹸や洗剤で洗っただけでは、身体の菌やダニは完全に取れていないし、殺せているわけではないのです。

気持ち悪いかもしれませんが、これが本当なんです。

 

ダニもカビも数億年前から生き延びてきた最強の生物です。

例えば、ダニは冷凍しても死にません。洗剤で洗っても死にません。真空にしても死にません。

だから、キレイに洗った体でもバスタオルには菌やダニが付着しているのです。

濡れたタオルにはカビやダニは快適な環境になりますから、ドンドン繁殖していきます。

 

どれだけ菌が増殖していくのかをお見せしましょう。

洗濯したてのタオルでも約500個の菌が付着しています。

 

1回体を拭いて、そのままにしていた場合の24時間後の菌数です。

 

3日間同じタオルで体を拭いた時の菌数です。

 

7日間(1週間)使い続けると、3000万個です!宇宙規模でしょ?

1ヶ月洗わない人もいるわけです。そのタオルってどうなっているのでしょうか!

これは、バスタオルだけではありませんよ。

キッチンや洗面所、トイレなどの手拭き用タオル、ハンカチも同じです。

身体や手を洗って清潔にしたつもりでも、菌が繁殖したタオルだと、かえって不潔にしてしまっているかもしれないのです。

タオルやハンカチは、1度でも使ったのでしたら洗わなくてはいけません。

 

早く乾かすのがポイント!

ただし、ただ単に洗濯をすればいいというわけでもないんです。

洗濯でダニの死骸や糞、カビの胞子は洗い流されますが全部ではありませんので残留しています。先ほどのテストの結果でも、洗いたてのタオルでも500個の菌が残っていましたよね。

大事なことは、濡れた状態からできるだけ早く乾かす事なんです。

洗濯物の場合、4時間以内に乾かすのが目安です。4時間以上になると急激に増殖することが分かっています。

乾燥付きの洗濯機や乾燥機をお持ちの人は、タオルだけでも乾燥機を使った方がいいと思います。

 

また、どうしても毎日洗濯ができないという人は、できるだけ早く乾くような干し方をしておきましょう。

 

ななめ干し

 

ずらし干し

 

M字干し

 

因みに私はトンネル干しです。

アルミホイルやラップの芯を取りつけて、タオルの表と裏の間に空間を作ります。

空間があるということは、風通しが良くなるので乾きやすいのです。

 

カビやダニは快適温度が大好き!

カビやダニの快適温度は、20℃~30℃です。

つまり、人間が快適な温度はカビやダニにとっても快適な温度ってことですね。

では、この温度帯を絶ってやればカビやダニにはダメージを与えられるわけですが、先ほどもお話したようにダニは冷凍しても死なないので温度を下げたのでは効果がありません。

そして、30℃以上でも50℃以下では効果がないことが分かっています。

カビにもダニにも効果をもたらせる温度は、50℃以上です。

人間も熱風や熱湯では火傷をして死に至ります。

カビやダニにとっても高熱が一番の天敵になります。そのため、熱湯をかけるのが速攻で殺せるのでいいのですが、人間も火傷をしてしまう可能性があります。

そこで、ダニの場合は、50℃で30分以上維持すると死ぬ、60℃以上だと即死状態になるというのが実験の結果分かっていますので、熱湯にする必要はありません。

カビも50℃以上だとダメージを受けますので繁殖を抑えることができます。

カビもダニも唯一、高温だけが殺せる手段なんです。

 

タオルやマットは水ではなくお湯で洗濯するといい!

タオルや足ふきマットは、水ではなくできるだけ熱いお湯で洗うと退治できます。

私は常に洗濯の時には、お風呂のシャワーを60℃くらいに設定して、そのお湯を洗濯機に入れています。

それが面倒くさければ、浴槽や洗面所のシンク、バケツ、洗い桶などにお湯をためて、洗剤を混ぜて、そこに30分以上漬込んでおけばいいです。

可能であれば、もっと高温のお湯にすれば更に効果大です!

足ふきマットを毎日洗うのは大変なので、3日に一度、1週間に1度は洗うようにしてください。

ただし、毎日乾燥させるのは絶対に忘れてはいけません!

そして、タオルは毎日洗濯が絶対条件です!

 

乾燥機でカビもダニも殺す!

お湯で洗濯は面倒だし難しいのでしたら、洗濯は水でもいいですが乾燥機を使って熱を加えてやれば、かなり死にます。

乾燥機がなければ、濡れたままアイロンを当てるとか、ドライヤーの温風でも効果は期待できると思います。

または、コインランドリーの乾燥機を使うのもいいです。コインランドリーの乾燥機はガスタイプが多いので、かなり高温の温風です。

 

カビやダニは人間の汚れが大好き!

カビやダニの好物は、人間の垢、皮脂、ふけ、はがれた皮膚、体毛、石鹸カス、洗剤の残りです。

つまり、身体や足を拭いたタオルやマットには、これらの汚れが付着しているので、彼らにすると最高のご馳走が落ちているようなものです。

温度や湿度の条件プラス、エサが豊富な環境にしてしまうとドンドン繁殖させてしまうわけです。

こうした理由からも、何日も洗わないとか、干さないというのは不潔極まりないのです。

そして、ちょっと気持ち悪い話ですが、ダニは自分たちの糞もエサにします。

だから、洗濯してしまっているタオルでも、長い間使っていなかったタオルにはダニが繁殖していると思っても間違いありません。

タオルは万遍なく使いまわしていく方がいいですね。

もしも、長い間使っていなかったタオルを使う時には、必ず洗濯してからの方がいいと思います。

 

珪藻土バスマットが一番のオススメ!

足ふきバスマットはいろいろな商品が売られていますが、ほとんどは繊維ですよね。

繊維だから洗わなきゃいけないし、乾燥も必要になります。

できれば、洗わなくても干さなくても、カビやダニから解放されたいと思いますよね。

私は、珪藻土のバスマットを買ってからは本当に楽になりました。

風呂上りのベチャベチャの足でも、珪藻土マットはサッと乾くのです。

早く乾くのは足だけではありません。マット自体もサッと乾いているのです。

速攻で乾くということは、カビやダニが繁殖するスキを与えないということになりますので、防カビ防虫対策としては最高の商品です。

因みに、今私が使用している珪藻土マットは ↓ です。


Tenswall 珪藻土バスマット 風呂マット 足ふきマット 消臭 速乾 防カビ 防ダニ 抗菌 約60cm×39cm JD001W グレー

 

*一応、私は念のため使用後は立てかけて乾かしています。

 

タオルは、今話題の「エアーかおる」が絶対にオススメ!

先日、テレビの「カンブリア宮殿」でも会社の紹介がありましたが、「エアーかおる」というタオルが超スグレモノなんです。

浅野撚糸という会社の社長が歳月をかけて作りだした特殊な糸を使って開発されたタオルです。

今、店舗でもネットでも売り切れ続出中です。

何と言っても、このタオルの吸水力はハンパナイです。

髪の毛もタオルでゴシゴシ拭かなくても、頭にタオルを置くだけで水分をグングン吸収するので、特に女性には引っ張りだこなんです。

多くの美容院や理髪店からも大人気で使われているようです。

タオルや繊維に何かを添加しているわけではないので、健康や美容に悪影響を及ぼすこともないエコ商品です。

そして、この繊維は何回洗っても吸水力が落ちないのがスゴイところです。

だから、最初に買う時には確かに一般的なタオルよりも高いですが、信じられないくらいの長持ちをするので、結果的には経済的なんですね。

 

吸水力が高いだけではなく、乾燥スピードも速いので、使い終わった後や洗濯後の乾きがすごいのです。

つまり、ここでお話してきました「早く乾かす」というのが、このタオルを使えば乾燥機も使うことなく実現できるのです。

私自身が使ってみて、その凄さに驚いています。

最近は、お祝いやプレゼントにしていますが、特に女性には大変喜んでもらっています。

 

エアーかおるのバスタオルは、一般的なバスタオルの幅の約半分のサイズにしてくれています。

でも、それで十分な吸水力がありますし、大きすぎないので女性にも扱いやすいのです。そして、干す時にも幅が短いので、例えばハンガーでも充分に干せるのです。

フェイスタオルもありますので、ぜひお試しになられたら必ず満足していただけるはずです。

ただし、売り切れ続出中なのですぐには買えないかもしれません。

 


エアーかおる バスタオル スノーホワイト バスタオル

 

エアーかおるの使用注意点は、洗濯の際に漂白剤や柔軟剤は使わないで下さい。

余計な物が付着すると、せっかくの吸水力が落ちてしまいます。

 

いかがでしたでしょうか?

足ふきバスマットとバスタオルの防カビ、防虫対策は参考になりましたでしょうか?

あなたや、あなたのお子様の健康のためにも、たかがバスマット、バスタオルと考えずに、気をつけてあげましょう!

そうした気持ちこそが、一番の愛情表現だと私は考えます。

 

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整理ist 佐藤亮介

整理ist 佐藤亮介

全国で3%しかいない男の整理収納アドバイザーの佐藤亮介です。
※整理収納アドバイザーはNPOハウスキーピング協会が認定している資格です。
モノ屋敷だった私は「整理」に出会い、生き方さえも変わりました。整理istとして「捨てる」を第一歩としない「整活」を提唱しています。
整理・掃除・洗濯の3S講師として全国を講演やコンサルタントとして活動しています。
※整理istと整活は私の登録商標です。

また岡山をメイン会場に下記のセミナーを開催しています。
●整理収納アドバイザー2級認定講座
●書類や写真の整理とクラウドファイリングセミナー
●家じゅうの掃除がラクになるエコ技セミナー
●防カビ、防虫対策セミナー
●重曹、セスキ、クエン酸の使い方&洗濯、しみ抜き勉強会
●新入社員・就活生向け研修会|整理整頓力と書類ファイリング

【資格】
整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講座講師

【書籍】
一生つかえる整理力が3週間で身につく本(明日香出版)
※中国国内、香港、台湾、シンガポールでも販売中

【メディア】
日本テレビ「解決!ナイナイアンサー」レギュラー
「AKB48 俺の嫁選手権」審査員&コメンテーター
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