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バリアフリー、デッドスペースの活用の間違い|危険な家から安全な家に

日本だけではなく、今世界中が天災に襲われています。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震豪雨による堤防決壊、土砂崩れなど、今どこに居ても安全な場所はないのかもしれません。

 

私が住む岡山は全国的にも天災が少なく、比較的安全な場所だと言われています。

 

ですが、本当に安心してていいのでしょうか?

 

ここでは天災と整理についてお話しします。

 

そして、デッドスペースの活用、バリアフリーを勘違いしていらっしゃる方も多いので、正しい整理収納についてもお話しします。

 


目次

日本の家は危険だらけ!いざという時に安全ですか?

ヘルメットと安全靴のご用意を!

今の日本の家の中はヘルメットをかぶり、安全靴を履いておかなきゃいけないくらい危険な状態を作っているように思えます。

これは決して大げさな話ではありません。

皆さん、もう一度思い出してください。

「家」とは何ですか? 「家」とは誰のためのものですか?

 

私はこう考えます。

「家」とは、違う言い方をすれば「住まい」と言います。

この「住」にその答えはあります。

「人」が「主」と書いて「住」ですよね。

 

つまり、「家」「住まい」とは、

  • 人がいかに快適で
  • 心地良く
  • 安全で安心して暮らす空間
ということになります。

 

だけど残念ながら、今多くの家は「人」が「主」になっていないんです。

何が「主」になっているかというと、「物」です。

「物」が「主」になっていませんか?
「物」に家の中を牛耳られ、占領され、物を捜すという行為は物に振り回され、物に人が管理されているような状態です。

ちょっと厳しい言い方になりますが、そういう家の事を

「物置」ということになります。

 

大きな地震の時にはテレビが横に飛んできた!

私は阪神淡路大震災、東日本大震災の時にボランティア活動に参加しました。

特に阪神淡路大震災の時は現地で「足がすくむ」とはこういうことなのかと実感したのを覚えています。

家の中の片づけを手伝っている時、そのお宅のご主人がこう言われたんです。

“朝、テレビを観てたら突然地震がきたんだ。そして観ていたテレビがこっちに向かって飛んできたんだ!” と。

 

私はすぐに理解できませんでした。
“テレビが横に飛ぶ?・・・ですか?
倒れたんじゃないんですか?”

“あの時は倒れるっていうより、いろんな物が飛んでたな”

 

私は関西人の大げさな表現なんだろうと思っていましたが、そのあとの家でも被災された方が同じことをおっしゃってたのを覚えています。

私はこれまで大きな地震に襲われた経験がないので、“物が横に飛ぶ”という状況を想像できなかったのです。

でもこれは決して大げさな表現ではなく本当にそうだったんだと分かりました。

だから、部屋中に物があっちこっちに散乱していたんです。

こうした地震などは突然私たちを襲い、そして日頃私たちが使っているモノたちが今度は凶器となってしまうこともあると知ったのです。

 

バリアフリーの家とは?バリアフリーの間違い、勘違いについて

皆さんは「バリアフリーの家」って、どういうイメージを持たれていますか?

おそらくこんな感じじゃないでしょうか。
↓   ↓   ↓

段差がない
戸は引き戸になっている
玄関も広く作っている

 

廊下も広く、車いすでも大丈夫

 

トイレや洗面所、お風呂も安全に作られている

 

手すりはあらゆる場所に設置しているので安心して歩くことができる。

間違っていないですよね。私もそう思います。

だけど、実情は違っていると思います。

 

現状はバリア(障害物)がフリー(無くなる)になっていないバリアフリー

「バリア」とは障害物のことです。
「フリー」とは無くなるということです。
つまり、段差などの障害物を無くした安全な構造を作るということです。

ですが、いくら家の構造を「バリアフリー」にしても、本当に取り除かなくてはいけない「バリア(障害物)」が無くなっていないのです。

その「バリア(障害物)」とは何なのかと言うと・・・・・・

「物」です!

 

いくら段差を無くした部屋でも、床の上に物が散乱していたのではすべったり、つまづいたりして危険です。

第一、床の上に物がいっぱい置きっぱなしになっている状態で車いすは使えるのでしょうか?

 

廊下にも物が置かれたまま。

 

階段にも衣類やバッグ、洗濯物が置きっぱなし。
階段は「棚」ではないんですが・・・・・・

 

せっかく大金を掛けて新築やリフォームでバリアフリーの家を建てたとしても、こうした本当にフリーにしなければいけないバリア(障害物)が危険を作っているのではないでしょうか?

こうした家の中の状態で、いざと云う時に安全でしょうか?
すぐに身を守ることはできるでしょうか?
安全に避難することはできるのでしょうか?

形だけの「バリアフリーの家」ではなく、
本当に安全な「家」「住まい」とは何なのかを
もう一度考えてみることが大事ではないでしょうか?

 


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デッドスペースの収納・活用が危険を招く落とし穴になっています!

テレビや雑誌で「デッドスペースの活用」、「デッドスペース収納」を見ることがあると思います。

特に「収納」が大好きな女性には人気なのでそういうテーマの雑誌はよく売れ、テレビの視聴率も上がります。

例えば、こんな感じではないでしょうか?

↓   ↓   ↓

タンスの上、食器棚の上、冷蔵庫の上、本棚の上はデッドスペースではありません!

タンスと天井の間の空間がデッドスペースなので物が収納できますね。

 

こんな収納グッズまで売られています。

 

この家ではテレビまでも上に置かれています。

 

食器棚の上にも物が置かれていますよね。
食器棚は耐震グッズが設置されていますが、これで本当に安全でしょうか?

 

今度は冷蔵庫の上の空間までもデッドスペースの活用ってことでしょうか?

デッドスペースは「死んだ空間」ではなく生きている空間

「デッドスペース」を直訳すると「死んだ空間」となります。

こうして、あらゆる空間をデッドスペース(死んだ空間)だと言って、収納や物を置く場所にしてしまってはいないでしょうか?

こうした空間はデッドスペース(死んだ空間)なんかじゃありません!

その空間がモッタイナイって思ってはいけないのです。

この空間はまさに「生きて」いるんです。

この空間があるから私たちは解放感を感じストレスがなくなるのです。

天井のある部屋と吹き抜けのある部屋ではどちらが気持ちがいいでしょうか?

 

あらゆる空間を「デッドスペース」あそこも「デッドスペース」と言って、収納や物で埋めていきます。
すると空間は益々無くなっていき、私たちは狭々しさや息苦しさというストレスになっていくのです。

テレビや雑誌でも観られる「オシャレな家」、「キレイなお宅」、もしくはモデルハウスには共通したポイントがあるんです。

なぜ多くの人はそうした家に憧れるのか?
それは、「空間が広い」からです。

 


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吊戸棚など高い場所に収めている物があなたを危険にしています!

吊戸棚にホットプレートや卓上コンロは収めていませんか?

あなたのお宅のキッチンには吊戸棚という収納場所がありますか?

これって戦後の日本人が考えた収納場所です。

普段あまり使わない物を収めておけるので大変便利ですよね。

だけど、ちょっと待った~!

ホットプレートや卓上コンロ、使っていないフライパンなどを収めていませんか?

もしも地震でそれらが頭の上に落ちて当ったら、あなたの命は間違いなくアウト!ですよ。

 

 

 

 

頭より高い場所に危険な物は絶対に収納してはいけません!

あなたのキッチンの吊戸棚にはホットプレートや卓上コンロ、たこ焼き器、土鍋、使っていない食器、カトラリー、しょう油などの調味料やペットボトル、缶詰などを収めていませんか?

全て、頭を直撃したら致命的です。

特に、その下に子どもがいたらと想像してみてください。
ゾッとしませんか?

あなたが、あなた自身だけじゃなく、家族の命も危険にしているのかも?と考えてみませんか?

危険な物は下の方へ収納しましょう!

 

吊戸棚は使わなきゃモッタイナイと考えるは危険のはじまりです!

“折角、吊戸棚を作ったんだから”とか、
“折角あるんだから使わなきゃもったいないし” と考えないでください。

人の脳は空間を見ると、入れたくなるんです。詰め込みたくなるんです。

 

だから、そんな時には
“でも、危なくないかな?”って考えてみるようにしてください。

衝動的になっている脳はそう考えることで冷静に判断するようになります。

そして、これから新築やリフォームをお考えの方へ

本当に吊戸棚は必要ですか?
本当は無くても大丈夫じゃないんですか?

 

ただ単に物が多いからとか、仕舞う場所が足りないからって考えているだけじゃないですか?

あなたがキッチンで本当に使っている物はそんなに多いですか?

もしかしたら、シンクやコンロ下の収納、シンクの引出し、食器棚があれば充分だったりしませんか?

もう一度作ってしまう前に物の整理をなさってみてください。

たぶん、吊戸棚は必要じゃないかもって気がつくはずです。

 

少なくとも皆様にお願いしたいことは、

今すぐ、今日すぐ、頭より高い場所に落下したら危険な物が置かれたり、収まっていないかをチェックしてください。

 

包丁の収納|なぜ敢えて危険な状態にしているのでしょうか?

 

私を含め、大きな地震を体験していない人はいざと云う時にどういうことになるのか?知りません。

先程お話ししましたように阪神淡路大震災のボランティア時に被災された方がおっしゃったこと。

「物が横に飛んできた」という話を忘れないで下さい。

一瞬にして家じゅうが危険な状態になってしまうんです。

食器は割れ、包丁やナイフ、フォークは散乱します。
ガラスコップ、食器棚のガラス、窓ガラスが飛び散ります。

でも、日頃心掛けて収納を気をつけていると、その危険度が天と地なんです。

包丁は出しっぱなしやシンクに立てる収納は危険です!

 

 

 

確かに収納は見た目のオシャレやセンスも大事です。

だけど、それ以上に「命の危険」の方を優先してほしいと思います。

こういう包丁の収納はシンクの上にあるわけですよね。

地震の時に落下、飛ぶ ⇒ 突き刺さる

突き刺さる場所が床ならまだいいです。
足かもしれない。
下に幼児がいたら体や頭かもしれません。

 

包丁は扉収納か引出し収納の方が安全です!

包丁の収納はココが絶対に安全という場所はありません。
ただ少しでも危険なリスクを下げておくことが重要です。

 

殆どの家のキッチンのシンクには扉裏に包丁立てが設置されています。

縦揺れ、横揺れの地震でもこの収納の方が外に飛び出す確率が低いという実験結果も出ています。

扉に耐震グッズのロックを付けておけば一層安全ですよね。

私のオススメ

 

引出しも一見危険に思えますが、ただ単に包丁を引出しの中に入れていたのではやはり危険です。

上の写真のように引出し用の包丁トレーを設置しておけば二重のロックで飛び出しにくくなります。

この場合も耐震グッズのロックを引出しに付けておけばもっと安全です。

私のオススメ

 

因みに我が家ではこれを使っています。

“えっ、外に出してるやん!”

そうなんです。
私は伯母の家に同居させてもらっていて、キッチンで調理をするのは伯母です。

私は収納を考える時には、それやそこを使う人がどうなのかを優先しています。

面倒くさがりの伯母は包丁は外に置いている方がいいと言いましたので、これにしました。

ただ、この包丁トレーは包丁が飛び出しにくい構造になっています。

そして、調理が終ったら引出しの中へこのまま収めているのです。

私のオススメ

 

震災から私たちは学び、そして危険から身を守る方法を考えていきましょう。

今日は2017年3月6日です。
今月の3月11日は、東日本大震災から6年を迎えます。

だから敢えて私は今日この記事を書きました。

多くの方が亡くなられ、負傷され、今なお避難生活をなさっています。

私たち被災していない者は、たまたまだっただけです。

いつ自分や家族の身に危険が襲ってくるか分かりません。

多くの被災者が、“まさか自分が・・・”とおっしゃいました。

あの時にちゃんとしておけばよかったと後悔するよりも、今すぐ行動してみませんか?

少なくとも、頭より高い場所をもう一度見直してみることだけでも、今すぐ、今日すぐに始めていただきたいです。

 

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整理ist 佐藤亮介

整理ist 佐藤亮介

モノ屋敷だった私は「整理」に出会い、生き方さえも変わりました。整理istとして「捨てる」を第一歩としない「整活」を、整理・掃除・洗濯の3S講師として全国を講演やコンサルタントとして活動しています。連絡先:info@lohaskatas.com

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