美容やダイエットに良いと言われるヨーグルト、納豆、野菜など食べ方を間違うと効果台無し
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美容やダイエットに良いと言われるヨーグルト、納豆、野菜など食べ方を間違うと効果台無し

日頃よく食べている食品や食材も食べ方や調理の仕方で折角の栄養分を台無しにしていることが多いです。

美味しければそれでいいと考えるのか、モッタイナイと考えるのかは人それぞれですが、私たちは栄養は口からしか摂取できません。

「食べる」行為は、お腹を満腹にさせることだけではなく、健康や美容の事も考慮したいものです。

 

だけど、ちょっと待って!

なんで、整理ist のあなたが食べ物の事を語るの?と思った人もいらっしゃるでしょうね。

私は約20年間、食品バイヤーや食品開発、外食チェーン店のメニュー開発をしてきました。

その時に培ってきた知識は今でも生活に役立っています。

ただ忘れかけているので自分へのメモとしても残しておきたくてまとめてみました。

 

私が掲げている「スッキリキレイ整活」は、モノだけが対象ではありません。

モノとは時間も、心の中も、モノゴトも対象です。

そうしたことから、今回は「食」というモノにクローズアップしてみました。

 

自然の恵みで人は命を守られています。

自然の恵みの食べ物は必ず私たちに何かの「意味」をもたらしています。

正しく食べてあげる事で、自然への感謝を持つことができると私は考えています。

 

目からウロコのことがたくさんあると思います。

少しでも皆様の健康と美容のお役に立てれば幸いです。

スッキリ・キレイ整活(整理・掃除・洗濯・防虫)講師の整理ist 佐藤亮介

 

目次

納豆はアツアツご飯にかけて食べてはいけない!

 

 

アツアツご飯に納豆。

納豆好きにはたまらないですよね。

これさえあればおかずはいらない!って云う人も多いはずです。

ただ、これって栄養的には間違った食べ方なんです。

納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という酵素は血液をサラサラにする効果を持っていますが、高温に弱いんです。

50℃で死に始め、70℃で全滅します。

そうなると、納豆ごはんを美味しく食べることはできていても栄養面では自然の恩恵を受けられていません。

納豆は便通も良くしたり、特に女性の美容には大変効果があります。

毎日食べてるけど全然効果がないって云う人は、もしかすると食べ方を間違っているのかもしれませんね。

 

昔は、炊きあがったご飯はおひつと呼ばれる物に移していましたので、ご飯をアツアツで食べることはありませんでした。

そのため、納豆をご飯に乗せても「ナットウキナーゼ」は死滅することがなく有効的に食していたのです。

昔から伝わる和食の文化、例えばバラ寿司、巻き寿司などもご飯は必ず冷ます工程がありますよね。

昔の人はちゃんと意味あってやっていたのです。

 

納豆は冷蔵庫から出してすぐに食べてはいけない!

納豆に関してはもうひとつ気をつけたいことがあります。

納豆は冷蔵庫で保管していると思いますが、出してすぐに食べるのはよくありません。

納豆菌は冷温では活動が鈍く増殖しません。

いくら箸でかき混ぜても冷えた納豆菌は増えにくいのです。

必ず、冷蔵庫から出してしばらく常温にして食べる方が効果的です!

調理を始めると同時に、または食事の30分前に食卓に出すようになさってはいかがでしょうか。

 

納豆の保管は冷蔵よりも冷凍の方がベスト!

納豆菌は冷温だと増殖のスピードは鈍ります。

ただ鈍いというだけで増殖しています。

製造日から2~3日で食べてしまうのでしたら冷蔵保管でもOKですが、それ以上保管するのでしたら冷凍で保管する方がベストです。

長期間冷蔵保管のままだと増殖し続け、食べる時には納豆菌はもうそれ以上増えない状態になっています。

増殖のパワーが落ちた納豆菌は体内に入るとすぐに死んでしまいます。

冷凍保管すれば納豆菌の活動は休眠します。

食事の1時間前くらいに常温に置けば休眠から目をさまし活動し始めます。

 

因みに、私は毎晩納豆を食べます。

その時の食べ方はこうです。

容器のまま納豆をかき混ぜます。

しばらくそのままにして納豆菌を増殖させます。

そこにしょう油やタレをかけて食べます。

つまり、ご飯に乗せて食べません。

気分でご飯に乗せて食べたい時は納豆を少し残しておいて、容器の中にご飯を少し入れて食べます。

納豆菌の増殖を充分にさせて食べるようにしています。

そして、納豆の容器のまま食べるのは茶碗を洗う時の手間を省くためです(笑)

 

 

枝豆は茹でるよりも蒸し焼きがベスト!

 

 

枝豆!

ビール好きにはたまらないでしょう。

多くの人は枝豆は茹で調理をしていると思います。

ただこの方法は栄養面からはオススメできません。

枝豆に多く含まれるビタミンCは水溶性です。

茹でると枝豆に含まれるビタミンCの半分が失われてしまいます。

 

昔は枝豆は茹でずに蒸し焼きにして食べていました。

今でも、知識のある料理人や料亭の板前は茹でずに蒸します。

最近、蒸し器を持っていない家庭が増えてきましたので、余計に茹でて食べるようになってしまっています。

電子レンジでも簡単に蒸し調理ができますのでお試しください。

  • 枝豆に塩をまぶします。
  • 耐熱容器に枝豆を入れる。
  • 50~100CCの水を容器に入れる。
  • ラップをかける。
  • 500Wで5分チンする。

 

味噌汁は火を止めて冷まして味噌を溶くこと!

 

 

味噌汁は日本の食文化の代表ですね。

海外を渡り歩いている友人が日本に帰国すると、まず味噌汁が飲みたいって言います ^^

日本人には味噌汁の遺伝子が組み込まれているのかもしれませんね。

 

そんな味噌汁ですが、調理方法にコツがあります。

味噌は乳酸菌や酵母が私たちの健康や美容に役立っていますが、温度が50℃を超えると働きが弱まってしまいます。

味噌汁を作る時は、グツグツと煮立っている時に味噌を溶いたのでは台無しになってしまいます。

火を止めて少し冷ましてから味噌を溶くようにしましょう。

そして、食べる時に火にかけるのは1度だけにしましょう。

何回も沸かしていると乳酸菌や酵母はほぼ全滅です。

翌朝分もまとめて作っておこうとせず、1回の食事で飲みきる量を作るのがベストですよ。

 

 

湯豆腐は栄養面では最悪の料理!

 

 

冬に湯豆腐。

熱燗には湯豆腐。

日本の冬の風物詩ですね。

 

ただこの湯豆腐や鍋に豆腐を入れるのは栄養面では損をしているのです。

豆腐に多く含まれているビタミンB1は水溶性です。

鍋でグツグツ煮ると、折角のビタミンB1は溶けだしてしまっているのです。

味噌汁のように汁も飲む料理はいいのですが、湯豆腐は汁を飲まないのでモッタイナイのです。

これは豆腐に限らず、野菜やキノコなどの栄養も溶けだしてしまっていることになります。

 

だけど、湯豆腐や鍋は食べたいですよね。

じゃあ、どうすればいいでしょうか?

 

最後にご飯やうどんを入れて雑炊にして食べればいいです。

昔の人ってやっぱりスゴイですよね。

ちゃんと最後まで栄養的にも美味しく食べ終わることを考えていました。

 

豆腐を買う時、保管時の豆知識

前述のように豆腐のビタミンB1は水溶性です。

カット豆腐と呼ばれるパックの中に水が入っているタイプが主流ですね。

だけど栄養的には、カット豆腐よりも水が入っていない充填とうふをオススメします。

 

カット豆腐と充填豆腐はそもそも製造方法が違います。

カット豆腐は豆乳に凝固剤を混ぜて固め、規定の大きさにカットした後、水槽で豆腐を冷ましてパック詰めします。

一方、充填豆腐は最初からパックに豆乳と凝固剤を入れてシールをしてから蒸して固めます。

つまり、充填豆腐は一度も水にさらす工程がありませんし、パックの中で凝固させているので栄養分を丸ごと逃がしていません。

おまけにパックのまま高温で蒸しているので雑菌数はゼロに近い状態です。

そのため充填豆腐の賞味期限は10日~2習慣日持ちがするのです。

 

カット豆腐を買って帰ると、パックの水をすぐに捨ててキレイな水に入れ替える人がいます。

または違う容器に移してキレイな水を入れる人も。

確かに昔はこの方が良かったんです。

今は機械で大量生産している工場では、人に手で豆腐をパック詰めしていません。

だから水さらしにした豆腐はまだ熱いままパック詰めされます。

つまり、高温で雑菌が少ない状態でパック詰めされているので、きちんと低温で保管されている限り雑菌が急激に繁殖することはないのです。

家でパックを開封し、水を入れ替える方が雑菌は増え日持ちが悪くなります。

料理で残った豆腐を保管する時には、キレイに洗った容器にキレイな水を入れてラップをしてください。

オススメの容器はタッパー容器です。

いずれにしましても、豆腐は水に漬けている以上早目に食べる方が栄養的にもベストです!

 

ヨーグルトは空腹時に食べると効果が台無しに!

 

 

朝食にヨーグルトって、よく合いますよね。

だけど、私は毎日夕食後に食べるようにしています。

その理由は、乳酸菌はすきっ腹の胃酸が大量に出ている状態だと働きが阻害されてしまうからです。

つまり、胃酸によって乳酸菌は死滅してしまうのです。

これでは折角のヨーグルトを食べている意味がなくなってしまいますよね。

ほとんどの人がデザートとして食べることより、ヨーグルトは健康や美容が目的になっていると思います。

食べ方を間違ってしまうと、ただのデザートになってしまいますからご注意ください。

 

朝食でもOKですが、起きていきなりヨーグルトを食べるのは避けましょう!

しっかり朝食を食べ終わってから、最後にヨーグルトを食べればOKです。

 

そもそも、ヨーグルトは朝がいいのか夜がいいのかという議論もあります。

朝食べて体が動いている昼間の方が乳酸菌は活発になるとか。

いやいや夜食べて眠れば、寝ている間に乳酸菌が体内で働いてくれるので便通もよくなるはずだ。

結論から言うと、ヨーグルトはいつ食べてもいいそうです。

とにかく空腹時だけは避けるようにしてください。

 

 

ゴマはそのまま食べては排出されだけ!

 

 

白ごま、黒ごま。

和食によく使われる食材です。

でも、最近はハンバーガーのバンズやパスタにも使われています。

海外でもゴマはすごい人気になっています。

その背景にはゴマのセサミンを代表とした栄養素です。

韓国でも昔からゴマは日本人と同じくらい食されています。

ごま油は中華でも欠かせない調味料ですよね。

 

このゴマを使う時には注意点があります。

ゴマの皮は非常に固いので、普通に食べたのではそのまま体外に排出されてしまいます。

そのため、必ずゴマはつぶしたり、すってからにしましょう。

そうすると、セサミンなどの吸収率がグンとアップしますよ。

 

牛肉は火を通しすぎてはいけない!

 

 

明治時代に本格的に日本に牛肉が入ってきて、今ではすっかり食卓の定番です。

特に日本の牛肉は世界でも高品質と評判です。

この牛肉を日頃の料理にも使うと思いますが、焼肉、すきやき、しゃぶしゃぶの時に分かれるのが、よく焼く派とあまり焼かない派です。

実は、牛肉の赤身の部分は加熱しすぎると、代謝を促進する働きのL-カルニチンが体内に吸収されにくくなると言われています。

他にも、ビタミンB1も加熱しすぎることで壊れてしまいます。

どうしても赤い肉は気持ちが悪いという人は仕方がありませんが、いい牛肉ほど加熱しすぎずに食べた方が栄養的にはオススメです。

 

カツオやマグロは刺身単品で食べてるのは避けましょう!

 

 

カツオやマグロの刺身って美味しいですよね。

だけど、食べる時に栄養面を考えると大切なことがあります。

刺身のツマに玉ねぎを用意して下さい。

アリシンを含む玉ねぎなどと一緒に食べると、ビタミンB1の働きがよくなり疲労回復にも効果大です。

大根でもいいですが、玉ねぎの方が実は刺身にはよく合います。

特に、外食でカツオのたたきには玉ねぎを下に敷いていると思います。

これってちゃんと意味があったんですね。

 

上りカツオと戻りカツオの違い

カツオについてちょっと豆知識をご紹介しておきます。

カツオには「のぼりカツオ」と「もどりカツオ」があります。

違う種類のカツオと云うわけではありません。

 

カツオは赤道付近で産卵から孵化し、黒潮にのって北上します。

春かつおと言われるのは、鹿児島、高知沖で春の時期に漁獲さfれる上りカツオです。

この時期のカツオはエサを食べながら北上中なので、まだ充分に成長していません。

つまり脂がまだのっていないカツオです。

そのため、昔の人は燻製にしてかつお節にしていたのです。

 

一方、秋~初冬にかけて東北や北陸で漁獲されるカツオは戻りカツオと呼ばれています。

北上してエサをたっぷり食べて太ったカツオは北海道北部でUターンして南下します。

産卵のために再び赤道付近を目指して旅に出るのです。

この時期に獲れる戻りカツオは脂がのっています。

一般的には春カツオという呼び名が有名ですが、本当に脂がのって美味しいのは戻りカツオなんです。

これは、サンマ、サバ、マグロにも同じ事が言えます。

人間も本来は寒くなればいっぱい食べて脂肪をつけて冬を乗り切ろうとします。

この原理は魚でも同じってことですね。

 

アジは塩焼きよりも刺身で食べる方が健康になれる!

 

 

アジと言えば、塩焼き、アジフライが一般的ですね。

だけど、栄養面で考えると加熱するよりも生の方がいいんです。

特に、初夏の旬のアジは脂がのって最高です。

ぜひとも刺身で食してください。

 

昔からアジ、サンマ、イワシなどの青魚が豊富だった日本では大衆魚としてよく食べられてきました。

そのため、今のように成人病が少なかったと言われています。

これら青魚にはコレステロールを下げるなどの効果があるDHAやEPAが豊富なんですね。

ただ、DHAやEPAは熱に弱くて働きが悪くなってしまう欠点があるのです。

そのため、できるだけ新鮮な青魚は刺身で食す方が健康や美容の面ではオススメなんです!

 

おすすめの天然アジ

最近はアジも養殖物が多く出回っています。

年間通して安定的に市場に出るため、アジも旬がなくなってきています。

人工的にエサを与えているので脂はのっていますが、やはり大海を泳いでいないので身のしまり具合は天然物に劣ります。

刺身は特に春~初夏の天然アジを堪能していただきたいですね。

アジは全国で漁獲されますが、どちらかと云うと西日本のアジが有名です。

 

●関アジ

大分県と愛媛県の間に豊後水道という漁場があります。

太平洋と瀬戸内海の海流がぶつかる海域でエサのプランクトンが豊富で脂ものりますし、潮の流れが激しいため身のしまり具合が最高です。

「関サバ」というブランドの真サバは1尾10,000円になることもあります。

「関アジ」も高価ですが、一生に1度は食して損はありません。

 

●瀬付きアジ

山口県萩沖で漁獲されるアジです。

この一帯は「瀬」と呼ばれるプランクトンが豊富な漁場があります。

その「瀬」に住みつきエサを豊富に食べて育っているので脂のノリもいいのです。

別名「黄アジ」とも呼ばれ、身体が黄色っぽいのが特徴です。

 

●ごんあじ

長崎県五島列島付近で漁獲されるアジです。

この一帯にも「瀬」があり、魚にとってはエサが豊富で天国のような海域です。

身体が黄金のような色を帯びているため、「おうごんあじ」が「ごんあじ」と呼ばれる所以です。

 

ゴボウは水にさらしてはいけない!

 

 

私はゴボウが大好きです。

きんぴら、けんちん汁、鍋の具材など食感もさることながらいい出汁が出るんですよね。

さて、このゴボウですが多くの人は調理の際に水にさらしていますよね。

あく抜きをしないと味や変色に影響がでるので、水にさらすのは当たり前だと思っている人がほとんどです。

だけど、実はゴボウはあく抜きしなくても味にはほとんど影響はないのです。

さらに、水にさらすことで血糖値を抑える効果のある「クロロゲン酸」が抜けてしまうのです。

栄養面を考えるなら水さらしはしない方がいいのです。

 

そして、クロロゲン酸やポリフェノールは皮の部分に多く含まれていますので、ゴボウの白い部分が見えるまで皮をそぎ落としてしまうのは賢明ではありません。

流水で泥を落とし、包丁の背の部分やクシャクシャにしたアルミホイルで軽く皮をそぐ程度で充分です。

もしくは、電子レンジで2分程度チンすればアクは抜けます。

少々皮が残ってても味にも影響はありません。

見た目よりも栄養面を考えるようにしましょう!

 

人参をサラダで食べる時はノンオイルドレッシングはNG!

 

 

人参をサラダなど生で食べることもありますよね。

この時に注意してほしいことがあります。

人参に多く含まれる「βカロチン」は体内でビタミンAに変わりますが、油と一緒じゃないと吸収されにくい性質を持っています。

つまり、人参をサラダで食べる時はノンオイルドレッシングは不向きなのです。

または、炒める時も油を使って調理する方が栄養面ではいいのです。

 

里いものぬめりは取りすぎてはいけない!

 

 

煮物に里いもってすごく合いますよね。

この里芋を調理する際にヌメリが気になって落としすぎる人がいます。

このヌメリには、腸の老廃物を排出しコレステロールの生成を抑える効果があると分かっています。

神経質にヌメリを取るために洗いすぎには要注意なさってください。

箸で取った時に里芋が糸を引く方が栄養面ではいいのです。

 

ジャガイモは皮をむいて茹でてはいけません!

 

 

ポテトサラダやジャガバタを作る際に茹でると思いますが、この時にジャガイモの皮を剥いていませんか?

これは栄養面では絶対に避けていただきたいです。

皮を剥いて茹でるとビタミンCが流出してしまいます。

皮を剥くのは茹でてからが正しい順番です。

また、でんぷんを流出させないように、水から茹でるのもポイントです!

 

生しいたけはそのまま調理しないほうがいい!

 

 

最近はキノコブームもあって、しいたけ、エリンギ、マイタケなどをよく食されるようになりました。

特にしいたけは健康にもいいということで消費量は伸びています。

ただ、普通に調理するよりもちょっとひと工夫するだけでもっと栄養的にはアップします。

しいたけの「エルゴステロール」は天日に当てることで、骨の組成にいいビタミンDに変化します。

成長時期のお子様や骨粗鬆症に悩む高齢者には、特にビタミンDは大切です。

調理前、30分程度でも充分なので天日干しにしてから使用するようになさってください。

これは他のキノコでも同じ事が言えますので、買ってきたら冷蔵庫に入れるよりも、ザルに移して天日干ししておくのがオススメです!

 

ピーマンは輪切りにしてはいけない!

 

 

ピーマンは台所の必須アイテムですね。

炒め物にもサラダにも、和食、洋食、中華となんでも合う食材です。

ピーマンを調理する際に気をつけてほしいことがあります。

ピーマンを輪切りにしてしまうと細胞が壊れてしまい、高血圧予防効果のある「クエルシトリン」が流出してしまいます。

ピーマンは必ず縦切りで調理をしてくださいね。

 

ナスは皮をむいてはいけない!

 

 

ナスのほとんどの調理は皮を残したままにしていると思いますが、焼きナスや見た目をよくするために皮を剥く人がいます。

実はこれはNGなんです。

ナスの皮には抗酸化作用のある「ナスニン」が多く含まれています。

ナスは実の部分にはあまり栄養素はありません。

そのため、焼きナス、中華などでも皮は残したままで調理をすることが賢明です。

または、火が良く通るように切れ目を入れるのも栄養素が抜けてしまいますから気をつけましょう!

 

シメジは冷蔵庫で保管してはいけない!

 

 

シメジを冷蔵庫の野菜室などに保管している人が多いと思います。

栄養面を考えると、シメジは冷凍保管の方がオススメです。

シメジを冷凍すると、血中コレステロールを下げる「グアニル酸」が増えることが分かっています。

ほとんどのキノコ類は冷凍しても大丈夫です。

シメジ、エノキタケ、マッシュルーム、椎茸などを小房に分けたり、調理の大きさにカットしたものをミックスしてジップロックで冷凍保管しておくと便利ですよ。

 

ニラは根元を捨ててはいけない!

 

 

ニラって中華以外にも鍋の具材には最高です。

特にもつ鍋にはニラですよね。

ただ、ニラを青い部分だけを使って根元の部分を捨てる人がいます。

これって非常にモッタイナイことなんです。

ニラは根元の部分に疲労回復に効果のある「アリシン」が多く含まれていることが分かっています。

だから絶対に捨ててはいけません!

細かく刻むとより多くのアリシンを摂取できるので、鍋には少し短めにカットして入れるといいでしょう。

 

生姜は皮をむいてはいけない!

 

 

生姜を使う際に丁寧に皮を剥く人がいますがよくありません。

生姜の皮の部分には代謝を促進する「ショウガオール」という成分が多く含まれています。

生姜をおろす時も、魚の煮付けに使う時も皮は残したままがベストです。

ショウガオールは加熱するともっと効能がアップすることも分かっています。

 

ミカンの白い筋を取ってはいけない!

 

 

みかんを食べる時に丁寧に白い筋を取る人がいますよね。

意味なくやっている人は、おそらく親がそうしてからだと思います。

でも実は白い筋には「ビタミンP」が多く含まれていることが分かっています。

このビタミンPは、ビタミンCの働きを助けたり、コレステロール値を下げる効能があることも分かっています。

つまり、白い筋を取って食べている人は、その恩恵を捨ててしまっているってことになります。

ケーキの飾りに使うとか、サラダに使うとか、見た目も大切な料理では仕方がないかもしれませんが、そのまま食べる時は筋は残したままパクパクいきましょう!

 

カボチャは茹でてはいけない!

 

 

冬至には「ん」が付く物を食べると健康になれると言われてて、かぼちゃもその一つです。

でも、「かぼちゃ」には「ん」は付かないけど?

かぼちゃは和名で「なんきん」なんです ^^

なぜ冬至にカボチャなのかと云うと、かぼちゃはビタミンの宝庫なんです。

だけど、そんな栄養豊富なかぼちゃも茹でてしまうとビタミンCが流出してしまいます。

そのため昔の人は蒸していたんです。

でも最近は蒸し器を持っていない人も多いので茹でが主流になっています。

そこで、電子レンジを使えば簡単に蒸しができます。

  • 種を取り軽く水洗いします。
  • 一口サイズにカットします。
  • 耐熱容器に入れて大さじ2の水を入れます。
  • ラップをかけて7分程度チンします。

 

さらにカボチャに多く含まれているビタミンAやEは脂溶性なので、油で炒めると吸収率が良くなることも分かっています。

 

女性はエビのシッポは捨てずに食べた方がいい!

 

 

あなたはエビフライのシッポは食べる派ですか?

残す派ですか?

因みに私は全部食べます。

エビのシッポには毒があるなんて間違った情報を信じている人も少なくありません。

だけど、実はエビのシッポには食べずに捨ててしまうにはモッタイナイ栄養が豊富に含まれていることが分かっています。

・カルシウム

・キチン
悪玉コレステロールや余分な塩分をデドックスしてくれる作用があります。

・アスタキサンチン

「アスタキサンチン」この名前を聞いて、えっそうなの!って気づいた人も多いはずです。

そうです、肌の老化防止に効能があるアスタキサンチンです。

ビタミンEの550倍、βカロチンの40倍の効能があります。

 

加熱すると赤くなるカニ、桜えびなどにもたくさん含まれています。

だけど、カニの殻は固くて食べられませんが、エビのシッポなら大丈夫ですよね。

女性の皆様には是非ともエビのシッポは食べた方がオススメです!

 

 

いかがでしたか?

思い出せる範囲で「食」についての間違いと正しい知識をご紹介いたしました。

自然界の物にはちゃんとした意味を持っています。

その恩恵を授かって私たちは生きています。

その恩恵を無駄にしたりせず、有効に食してあげることが大事なんです。

そして、最後にお願いがあります。

食品の買いすぎや作りすぎで廃棄するのはやめましょう!

その行為こそ、最も罪悪なことなのですから。

 

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整理ist 佐藤亮介

整理ist 佐藤亮介

全国で3%しかいない男の整理収納アドバイザーの佐藤亮介です。
※整理収納アドバイザーはNPOハウスキーピング協会が認定している資格です。
モノ屋敷だった私は「整理」に出会い、生き方さえも変わりました。整理istとして「捨てる」を第一歩としない「整活」を提唱しています。
整理・掃除・洗濯の3S講師として全国を講演やコンサルタントとして活動しています。
※整理istと整活は私の登録商標です。

また岡山をメイン会場に下記のセミナーを開催しています。
●整理収納アドバイザー2級認定講座
●書類や写真の整理とクラウドファイリングセミナー
●家じゅうの掃除がラクになるエコ技セミナー
●防カビ、防虫対策セミナー
●重曹、セスキ、クエン酸の使い方&洗濯、しみ抜き勉強会
●新入社員・就活生向け研修会|整理整頓力と書類ファイリング

【資格】
整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講座講師

【書籍】
一生つかえる整理力が3週間で身につく本(明日香出版)
※中国国内、香港、台湾、シンガポールでも販売中

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