【整活ポエム】 雲 ~違って当たり前 違うからおもしろい~

僕は空と海が大好きだ。
果てしなく広がる空
限りない大きさの海
その中に身をおくと
自分のちっぽけさが分かります。
今の辛さや苦しみや寂しさが
所詮ちっぽけなモノなんだと感じる。
空や海はいつも僕に手を差し伸べてくれる大切な存在です。
芝生の上にふたりで寝っころがったんだ
青空が僕たちのすべてを包み込んだんだ
空に浮かぶ雲
僕はこう言ったんだ
〝雲が流れてるね〝
すると、もう一人はこう言った
〝空に風が吹いてるね〝
主語は違うけど
どっちも間違ってはいないよね
〝いやいや、雲が流れてるんだよ〝
〝いえいえ、風が吹いてるんだよ〝
言い合っててもキリはない
争ってる時間に意味はない
ただ、表現が違っているだけなんだから
〝なるほど、そうも見えるよね〝
人が人を受け入れる
人が人を許容する
人が人を愛することって
違うことは当たり前、
違うことがおもしろいと感じられる事
自分を押しつけることで得られるのは自己満足
相手を受け入れることで得られるのは相互愛
それは、人とモノにもあるんじゃないかな
自分が買った物なのに使ってあげずにしまい込む
ジコチュウ、自己満足、わがままの押しつけ
モノは使ってこそ、人とモノとの間に相互愛ができるんだ
今日の雲は浮かんだまま流れない
そうか!
今日は風が吹いていないんだね