キッチンや冷蔵庫収納の1人暮らし(独身男女)や新婚家庭でも参考にできる方法、裏ワザ

私が以前暮らしていたマンションのキッチンや冷蔵庫の収納を写真付きで解説します。
独身男女の1人暮らしやまだ子供がいない新婚家庭の方には特に参考になると思います。
物が少ないからじゃん!って思われるかもしれませんが、そこは一応私は整理のプロなのでご容赦くださいね ^^
私の全ての収納は3つのポイントを大切に作っています。
- 捜さなくてもすぐに見つかる
- すぐに取り出せてすぐ使える
- 使い終わったらすぐに戻せる
一言で云うと、
<見える・見渡せる>収納です!
とくとご覧ください ^^
目次
食器棚は定位置管理+ラベリングと縦収納で見える化収納に!
先程の3つのポイントや<見える・見渡せる>収納を実現するためには、
- 定位置管理
- ラベリング
- 縦収納
この3つで形を作っていきます。
食器棚の上の段の収納
来客用のカップやソーサーは使用頻度は少ないので棚の一番上の段に収納しています。
見えにくいのでケースにはラベリングを貼っています。
その右端にベージュの箱が見えると思いますが、この中には来客用の茶碗などが入っています。
見えにくいと思いますが、箱の底に「来客用食器」とラベリングしています。
箱の正面に貼ってもいいのですが、底に貼っておくことで下から見えやすい位置にあえて貼っています。
2段目の右側はハーブティや紅茶用のカップです。
お気に入りのちょっとお高いブランド物なので^^、ヒビが入ったり欠けたりしないようにコの字ラックでカップとソーサーを分けて収納しています。
その左端に見える青色のケースは薬箱です。
どうしてココに置いてるの?ってよく訊かれます。
理由は、私にとってキッチンが薬の使用頻度が多い場所だからです。
包丁で指を切った時に、すぐ近くに絆創膏があった方がいいですよね。
それと、頭痛やお腹が痛くなった時に薬を飲みますが、薬を飲む時には水が必要ですよね。なので、水道に近い場所の方が便利なんです。
と云うことで、私にとって薬箱の定位置はキッチンの食器棚になっているわけです。
一番上の段には来客用などの使用頻度の少ないカトラリーを置いています。もちろんラベリングで表示しています。
2段目は、脚のあるグラスは吊るして空間活用の収納にしています。
一番下の段には、普段使いのマグカップやコーヒー用のカップを置いています。
使用頻度で置く場所を変えるだけで、取り出しやすく片づけやすい仕組みができます。
普段使いの食器は引出し収納に!
食器は食器棚の棚に置くというのが一般的だと思いますが、私は違います。
普段使いの食器やカトラリーは、上の棚に置くと見えにくし、取り出しにくいし、片付けにくいという欠点があります。
茶碗やお椀などの毎日のようによく使う食器だからこそ、使い勝手の良い位置に収納しておく方がいいのです。
引出しでしたら、上から見下ろせますので、すぐに見つけやすいです。
上の段に比べ、手をすべらせて落としたりする危険も少ないです。
2段目の引出しには、ガラス系の食器を収めています。
引出しの深さの関係もありますが、2段目が一番揺れや衝撃が少ない位置だからです。
割れやすい食器は、収納の場所や位置をよく考えてみてくださいね。
一番下の引出しの中には、大物の食器を収めています。
縦収納にすることで、引出しを開けると全部の食器を見渡せますよね。
すぐに見つかる・すぐに取り出せる・すぐに片づけやすいの3点が完成しています。
そして、右の皿の収納がなぜ左側のドンブリのように手前から奥へと並べていないのか?理由が分かりますか?
もしも、手前から奥へと並べていると、引出しの開け閉めのたびに食器が揺れますよね。その時に食器同士がぶつかって割れる危険があるからです。
食器は横からの衝撃には強いので、あえて横向きに並べて置いているのです。
吊戸棚に乾物やパスタ、砂糖、塩、ラップ、アルミホイルなどを収納
吊戸棚は高い位置にあるので、収納が難しい場所です。
中の棚の上下に置く物を間違うと使い勝手の悪い収納になってしまいますので気を付けなければいけません。
使用頻度の少ない物は上の段に収めます。
ここでは、右のケースの中身は、ケーキやクッキーなどの手作り用の調理キットが入っています。
せいぜい、誕生日やクリスマスなどの1年に数回しか使わない物は不便な場所でも構いません。
一方、下の段には乾物、パスタ、砂糖や塩などの調味料、ラップやアルミホイルを置いています。
使用頻度の多い物たちですので、手を伸ばせば届く位置にしています。
下から見上げることになるので、それぞれのケースの中身が見えません。
目より高い場所の収納には、特にラベリングは必須です!
砂糖や塩などを入れた黒のケースは、調理の際にそのケースのまま出して調理台に置きます。調理が終わったら、またそのケースのまま吊戸棚に収納するようにしています。
吊戸棚は危険をともなう場所なので是非チェックを!
多くの家で見られる吊戸棚の収納の様子です。
使っていない鍋、炊飯器、圧力釜などが収納されていますよね。
ホットプレートやオーブンレンジに使う金属のプレート、または卓上コンロやたこ焼き器なども吊戸棚に収納している人もいます。
他にも、缶詰やペットボトル飲料などの買い置き品、使っていない食器や包丁なども。
吊戸棚にこうした物を収納するのは大変危険です。
地震の時に上から落下してきて、もしもその下に人がいたらどうなるでしょうか?!
実験で吊戸棚の一番上の棚から缶詰が落下した時の衝撃力は、幼児の頭を陥没させるほどでした。
今すぐ、あなたの家に吊戸棚があるのならチェックして下さい!
頭より高い場所に危険な物を収納してはいけません!
コンロ下にフライパン、シンク下に鍋、ボール、ザルを収納
一般的には、シンク下かコンロ下にフライパンや鍋を一緒に収納すると思います。
でも、私はあえて収納場所を分けています。
シンク下の収納スペースには、鍋類、ヤカン、ボール、ザル、計量カップを収めています。
コンロ下の収納スペースには、フライパン類、油を収納しています。
どうして、分けているのか分かりますか?
それは動作動線を短くするためです。
つまり、鍋やボールは先に水を入れたり使うのでシンク下の方が近い場所になります。
一方、フライパンはすぐに火にかけるのでコンロ下の方が近い場所になります。
人によって使い勝手は違いますので一概にこれが正しいとは言えませんが、動作動線を短くして効率を良くするための1つの収納方法になります。
油類もコンロ下の方が便利な場所と言うことになります。
冷蔵庫の収納方法いろいろ
まず最初に申し上げておきたいのは、冷蔵庫は食品を冷やして鮮度や品質を保つための機械です。
中には、缶詰や乾物など冷やさなくてもいい物まで入れている人がいます。
冷蔵庫はストックルームではありません。
何でもかんでも冷蔵庫に詰め込んでいると、結局食べるのを忘れたりして廃棄になってしまうことも少なくありません。
そうして捨てることになって、「モッタイナイ」って言いますが、そういう状態にしてしまったことがモッタイナイのです。
よく消費するものほど上の段に置く!
一番上の段に卵や味噌などを置いています。卵の在庫がない時だったので卵が写ってなくてすみません。
ただ、無駄な食品や食材は買わないようにしていますので、常に冷蔵庫の中は空間があります。
ビールや缶チューハイ、ジュースなども上の段に置いています。
卵はドアポケット、缶ビールやジュースもドアポケット、味噌は下の段の方が取り出しやすいのでは?と考えますよね。
確かに動作動線から考えると、その位置の方がベストかもしれません。
ただ、私はあえて使用頻度の多い、よく消費する物ほど不便なデッドスペースに置くようにしています。
そして、わざと使用頻度の少ない食品や食材を下の棚に置くのです。
その理由は、ビールや卵などは毎日のように必ず消費する物ですから、少々不便な場所(見えにくい場所)でもいいんです。
だけど、消費の頻度やスピードが遅い物を上の棚や奥の方に収めていると、余計に消費されなくなるのです。
「デッドスペースの逆転の発想収納」と呼んでいます。
人は目に入れば使おう、食べようとしますので、あえて消費の悪い食品はベストポジションに置いておくことをおススメします。
折角買った食品ですから、無駄なく消費していきたいですよね。
ドアポケットに空の牛乳パックを切って置くメリット
私はドアポケットに牛乳パックを切って置いています。
その中に、ケチャップやマヨネーズ、ドレッシングなどを収めています。
なぜこんなことをしているかと云うと、ドアポケットの汚れ防止のためです。
液だれするとドアポケットの中が汚れますよね。汚れたらカビや雑菌の元になりますよね。
牛乳パックの中が汚れても、新しい牛乳パックに取り換えればいいだけです。
ドアポケットを外して洗うのって面倒くさいですからね。
冷蔵庫の棚にはアルミホイルを敷いている!
冷蔵庫の棚にはアルミホイルを敷いています。
その理由は2つあります。
- 棚の汚れ防止と衛生管理
- 冷却力アップで節電効果
先程のドアポケットと同じで、棚はすぐに汚れてしまいます。
放っておくとカビや雑菌が繁殖して食中毒にもなりかねません。
とは云うものの、いちいち冷蔵庫の中の食品を全部出して、棚を外して洗うのは重労働です。
アルミホイルを敷いておけば、軽い汚れならサッと拭けば落ちますし、汚れがひどくなったら取り替えればいいだけです。
汚れ防止のためなら紙でもいいかもしれません。
だけど、冷蔵室と冷凍室には紙製、木製の物はあまり使わない方がいいんです。
紙製や木製は冷えにくく湿気もよく吸ってしまうので、庫内の冷却が悪くなってしまうのです。
*野菜室には冷えすぎず、湿度も保ってくれる紙製の方が適しています。
その点、アルミホイルを敷いておけば金属なので冷却力もアップして節電効果もあります。
さらに、金属イオンを発生しますので庫内の抗菌作用も期待できます。
冷凍室は縦収納で食材を見えやすく!
引出しタイプの冷凍室は、「縦収納」にします。
横積みにしてしまうと、下になった食材は目に入りませんので消費するのを忘れたり、消費スピードが遅くなります。
冷凍品が霜だらけになっている状態を「冷凍焼け」と言います。食材の水分が蒸発して氷になった状態です。
肉や魚などがパサパサになるのは冷凍焼けが主な原因です。
鮮度がいい内に消費してしまうためにも「縦収納」にしておくことをおススメします。
見えにくいですが、右側にはブックエンドを使って食材が立ちやすいようにしています。
もちろん、冷凍室の底にもアルミホイルを敷いていますよ。
ドアポケットの卵置き場は胡椒や一味などの収納に
私はドアポケットの卵置き場に使用中の胡椒や一味などを置いています。
未使用品なら冷蔵庫に入れずに常温の場所でもいいのですが、一旦フタを開けた物を外に置いておくと湿気てしまいます。
冷蔵庫の中は乾燥していますので湿気にくくて最適なんです。
他にも小麦粉などの粉物の封を開けたもの、のり、乾燥わかめなども湿気させないためには冷蔵庫保管がいいですね。
卵はドアポケットには置かないこと!
そもそも卵置き場にどうして卵を置かないの?って首をかしげてる人がいらっしゃるかもしれませんね。
それは、ドアポケットに置くと卵の鮮度が急速に落ちてしまうからなんです。
その理由をお話する前に、皆さんはどうして卵を冷蔵保管するのでしょうか?
本来は鮮度の良い卵は常温の方が鮮度は長持ちするのです。
*風通しの良い冷暗所がベスト
鶏はクーラーの効いた涼しい場所では生んでいませんし、スーパーでも冷蔵品では売っていませんよね。
それなのになぜか多くの人は冷蔵庫に保管するんです。
確かに真夏や梅雨の時期には心配になりますので冷蔵庫に入れたくなるでしょう。
それに冷蔵庫のドアポケットに卵置き場が設置されていますので余計にそこが卵の定位置と勘違いしがちです。
だけど、卵って殻を通して空気を入れ替えて鮮度を保とうとしています。
それなのに冷蔵庫と云う密閉された場所に閉じ込められたら、その効果が弱まってしまいます。
まぁ、どうしても心配だから冷蔵庫に入れたいという方は入れても構いません。
ただ産直卵などの生みたてで鮮度の良い卵は、夏や梅雨時期以外は常温の方が鮮度は長持ちすることは覚えておいてもいいかもしれません。
でも、冷蔵庫のドアポケットに置くのだけはやめた方がいいですよ。
卵の鮮度が急速に落ちてしまう2つの原因がドアポケットにあるからです。
- 温度変化が激しい
- 衝撃を頻繁に受ける
ドアポケットは開け閉めするたびに、常温にさらされたり冷やされたりの影響を一番に受けてしまう場所です。
人間でもクーラーの効いた場所から暑い場所に出るとダメージを受けますよね。それを1日に何回もくれ返されていることを想像なさってみてください。
もう1つは、ドアの開閉による衝撃です。そっと閉めればまだいいのですが、大抵の人はバタンって閉めます ^^;
この時に卵は衝撃を受けて揺れています。
因みに卵を割らずにシェイクしてみてください。黄身と白身が中で混ざり合います。
こうした理由から、卵を冷蔵庫に保管するのならドアポケットではなく、中の棚に置く方が適しているんです。
使用中の辛子やワサビなどのチューブは吊り下げておく!
チューブのワサビや辛子などの使用中の物はドアポケットに吊っておきます。
他にも刺身に付いていたワサビやしょう油などのミニパックなども、ドアポケットなどの中に入れたらため込んでしまうだけです。
こうして見える化しておくことで、存在を忘れませんので早く消費していけるのです。
米はペットボトルで冷蔵か冷凍保存
お米はペットボトルに入れて冷蔵か冷凍保管しています。
常温で置いておくと、コクゾウムシという虫がわいてきます。
そして、何より鮮度が早く落ちて美味しくなくなるんです。
5kgのお米でしたら、2Lのペットボトルで3本に入ります。
計量カップ付のキャップで封をしています。
ガスコンロにもアルミホイルを敷いておく!
私はガスコンロの台にアルミホイルを敷いています。
その理由は2つです。
- コンロを汚さない
- 熱効率アップ
コンロの上は炒め物の油の飛び散りや煮物の吹きこぼれなどによってすぐに汚れてしまいますよね。
汚れたら拭けばいいのですが、油汚れって熱でこびり付いていくので落ちにくくなってしまい、コンロが汚くなってしまいます。
そこでアルミホイルを敷いておけば、拭いても汚くなってきたら取り替えればすみます。
もう1つの理由は、アルミホイルを敷いておけば反射熱によってフライパンや鍋が早く熱しますし、火を止めてもすぐに冷めません。
つまりガス代の節約にもなるわけです。
あっ、先ほどからアルミホイルを活用する話をしていて、汚れたら交換すればいいって言ってるので、結局アルミホイルを大量に捨てて無駄遣いにしていると思われているかもしれませんね ^^;
ご心配なく、私は<捨てる前にもうひと働きさせる>をモットーにしていますので無駄に捨てたりはしません。
外したアルミホイルでコンロや五徳を研磨したり、包丁やハサミの刃を磨いて切れ味復活させたり、シンクや蛇口のピカピカ磨きに使ったり、クルクルと直径2cm位に丸めて排水口のヌメリ防止に使ったりしています。
決して無駄遣いはしていませんよ。
手拭きタオルは回転式に掛けておく
キッチンや洗面所などの手拭き用のタオルは写真のように掛けています。
タオル掛けの柄に、アルミホイルやキッチンペーパーなどの厚紙の芯をはめ込んでいます。
こうしておくと、タオルの前後の間に空間ができますよね。
空間ができると云うことは、風通しがよくなるので早く乾きます。
手拭きタオルは手の水気を取ると同時に、湿気た状態が長くなるとそれだけ雑菌の繁殖が増えるのです。
少しでも早く乾くようにして衛生的にしておくべきだと思っています。
それから、タオルの両端をクリップでつないでいます。
こうすることで1枚のタオルが回転タオルになります。
手前のタオルで手を拭いたら、クルクルと回転させれば後ろ側だったタオルが正面になります。
濡れたタオルは後ろに回った間に少しでも早く乾かすことができます。
レジ袋の収納2タイプ
レジ袋を器用にたたんでストックする方法もいろいろと紹介されていますが、正直私はそうして畳むのが面倒くさいんです ^^;
レジ袋の中と大は、ざっくりと折って紙袋の中に放り込むだけにしています。
だけど、それだけでは取り出しにくいですよね。
そこで、紙袋の底に切れ目を入れています。
下から見るとこんな感じです。
ここから取り出して使います。
横着者の知恵です (笑)
小のレジ袋は筒状の物に入れています。
(確かポスターかカレンダーが入ってた筒状の包材でした)
これも下から取り出して使えるので便利です。
いかがでしたか?
女性の方には、オシャレじゃない!って言われるかもしれませんね ^^
だけど、私は人に見せる収納よりも自分や家族の使い勝手とか効率を重視しています。
<見える・見渡せる>収納で、台所仕事を楽にできたり、食品の廃棄をしないように心掛けています。
ご参考になれば嬉しいです ^^
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