利き手(右利き左利き)や利き腕などの利き〇で収納や配置を変えれば家事や生活は変わる!

人にはそれぞれ、右利き・左利きという利き手・利き腕を持っています。
それ以外にも、利き足・利き目・利き耳などの利き〇を持っています。
因みに、この可愛いイラストレーターで有名な水森 亜土さん(現在78歳)は、両手利きです。
昔、テレビで壁に両手で左右全然違う絵を同時に書くのを見て、スゲーって思ったのを覚えています ^^
おそらく脳科学的には、右脳と左脳を上手に使える希少な人なのでしょうね。
人って生まれて放っておくと左利きになる子供が多いとも言われています。
私も幼い時には左利きだったらしいのですが、右利きに矯正させたそうです。
でも最近は左利きへの偏見もなくなってきました。
字を書くのは右だけど、食事は左手とかって人もいますよね。
イチローや松井選手のようにバッティングで有利になるように左打ちに変えることもあるようです。
このような利き手や利き腕などの利き〇を日常の暮らしや仕事で意識しているかどうかが大事なポイントになります。
意識をしていないと、無駄な動作になっていて非効率だったり疲れる原因にもなるのです。
収納や物の置き場所、配置などを考えて決める時に、「利き〇」も重視してみてください。
きっと、今までなぜ気がつかなかったんだろう!って思うはずですよ。
そして、この利き〇はビジネスにおける商談や接待、男女の寄り添い方にも大きな影響を及ぼします。
お役に立てれば幸いです。
スッキリ・キレイ整活(整理・掃除・洗濯・防虫)講師の整理ist 佐藤亮介
目次
「右に出る者はいない」を理解すればビジネスも恋愛も上手くいきます!
商談や上司との打ち合わせ、接待は相手の右側は禁物!
「あの人の右に出る者はいない」と言いますよね。
つまり、人は昔から無意識に右側が優位な位置と心理的に感じています。
特に、上下関係や社会的な地位、パーソナルスペースを意識する男性には要注意です。
商談や上司との打ち合わせ、接待などで横並びに座る場合は、相手の右側に位置するのは禁物です。
相手の人は無意識に不快感を持ちます。
「こいつは俺よりも上に立って話をするつもりか!」って感じてしまうのです。
席を譲る際や席にお通しする際には、必ず相手を自分の右側にするといいですよ。
正面に座る場合も同じです。
相手から見て、自分の方が右側になってはいけません。
あくまでも「右側」は優位な場所と覚えておきましょう。
サンプルやパンフレット、プレゼン資料、試食も右手に渡すと受取る確率がアップする!
以前、食品開発のコンサルタントをしていた時には、相手の右手に渡すを指導していました。
右利きが多いので右手に渡すと受取ってもらえる確率がアップするからです。
ビジネスで新商品の見本市や試食会、プレゼンの機会があると思います。
そういう時には、資料やパンフレットも含めて相手の右手に渡すようにしてみてください。
ただし、相手がバッグなどを持っている場合は空いている手の方に渡すのはマナーとして常識ですのでご注意を!
街でティッシュやチラシを渡す人も、無暗に渡すよりも右手や空いている手に向けて渡す方が効果的ですよ。
間違っても、相手の真正面に差し出してはいけません!
人間の頭から股にかけての真ん中のラインには急所が集まっていますので、真正面に突き出されると危険を察知して避けようとしてしまいます。
だから、相手の真正面や胸辺りに差し出すのは受け取ってもらえる確率が落ちてしまいます。
ただし例外はあります。
どうしても通したい企画書とか、名刺、恋人へのプレゼントなど心を込めて渡すものは真正面です。
その方が真剣な気持ちが伝わりますからね。
男を女性の右側にして歩いたり座ると恋愛も上手くいきます!
いくら草食男子と言われる時代でも、男は本能的には偉そうにしたい生き物なのです。
決して、女性を見下しているという意味ではありませんので誤解しないでください。
とにかく偉そうにさせてくれるだけで男は気持ちが嬉しくなるものなのです 笑
そこで女性の皆様にアドバイスとお願いがあります。
男性と一緒に歩く時や横に座る時は、男の左側になってあげてください。
つまり、男を右側にしてあげるのです。
夜の世界でもクラブのママや№1ホステスは、必ず男性客の左側に座ります。
自然と男を立てて気分良くしているわけですね ^^
意中の男性をゲットしたい時やご主人、恋人にも「男を右側」を覚えておくと効果的ですよ!
利き手で子供の勉強机の配置もアレンジしましょう!
子供の利き手に合わせて勉強机の配置を考えてあげていますか?
陽がよく当たる窓側に勉強机をセッティングするのはいいことです。
ただし、右利きの子供の場合に、座った子供の右側が窓になる配置は好ましくありません。
字を書く手の影が本やノートにできてしまうため手元が暗くなってしまいます。
右利きの場合は、窓は左側もしくは正面に配置する方がおもいやりです。
学校も教室の机のレイアウトは必ず窓が左側になるようになっているはずです。
右利きが多いのでこうした向きにしているわけですね。
照明も気をつけてあげてください。
机の上に置くタイプの照明は必ず机の右側、もしくは正面がベストポジションです。
天井の照明の位置によっても勉強机の位置をアレンジしてください。
座った子供の背中で机の上に影ができて暗くなるようでしたら、机の位置はそこではダメです。
ちっちゃなことですが、ちっちゃな愛情こそ子供には注いであげてくださいね。
職場のデスクの上の配置も利き手や利き耳を活かせば効率アップ!
この写真を見て何か気がつきませんか?
間違い探しクイズみたいですが、私が実際にある会社のコンサルをした時のものです。
まず、この人は右利きでしょうか?
左利きでしょうか?
マウスが右にあるということは右利きの可能性が高いですよね。
資料や本、飲み物が右側に置いてあるのも右利きの証です。
実際にこの人に訊くと確かに右利きでした。
次にこの人はどちらの耳が利き耳になっているのかを実際に電話している時に観ていると左耳でした。
そうすると、電話機が右側に設置されているのは良くないわけです。
確かに利き手の右手で受話器を取りやすいですが、左手に持ちかえて左耳に当てているのです。
話が終わると、受話器を右手に持ちかえて電話機に戻します。
ちょっとしたことですが、この持ちかえる動作が非効率なのです。
プラス、電話の線が自分とパソコンの間に斜めに通ることになりますので、線が邪魔になります。
デスクの上の整理整頓をすると同時に電話機の配置も左側に変更してもらいました。
今までどうして気がつかなかったんだろう?
すごく仕事がしやすくなりました!
彼女はそう言って喜んでくれました。
もうひとつ、彼女のデスクにアレンジを加えてみたことがあります。
気がつきましたか?
デスクの下の引出しの位置が、右側から左側に移動していますよね。
可動式の引出しでしたので動かしました。
理由は、引出しを開けたり、中の資料やファイルを取り出すのが今までは右手でした。
ペンを持っている時に引出しを開けようとすると、一旦ペンを置かなくてはいけません。
左側に置くことで、ペンを置かずに左手で引出しを開けたり、ファイルを取り出すことが同時にできるようになりました。
そんなちょっとしたことが、それほど大事なのかな?
そう思われる人もいると思いますが、そうしたちょっとした非効率が仕事の効率を下げているのです。
そして、そうしたちょっとしたことにも気がつくような発想が新しいアイデアや企画力にもつながると私は信じています。
あなたのデスクの上も一度チェックなさってみてください。
キッチンのレイアウトも利き手、利き足で決めましょう!
これから新築やリフォームを考えている方は、キッチンのレイアウトは利き手や利き足などをポイントにしてください。
特に女性にとってキッチンは、家の中で一番長く過ごしている場所ですので、快適な仕組みを作っておくことはとても重要です。
右側にコンロ、左側にシンク、またはその逆。
あなたにとってどちらの方が動きやすいのか、調理がしやすいのかを実際にショールームやモデルハウスで体感することが大事です。
一度作ってしまうともうやり直しはできませんからね。
家の向きや間取りで決まってしまうこともありますが、私のオススメは「右にコンロ、左にシンク」のレイアウトです。
右利きの場合は、利き足も右足の人が多いので、右方向への動きの方がスムースになります。
コンロで調理をする時間を優先して考えるなら、コンロは右側に配置した方が家事動線も良くなります。
対面キッチンやアイランドタイプのキッチンの場合、後ろの食器棚のレイアウトにも気をつかってください。
右利きの人は右回り(時計の針と反対)の方が得意です。
右回りの方が早く目的の物に手が届くからです。
調理したおかずを盛付ける時に食器棚から食器を取り出すのに、食器棚が遠く離れていたり、左側に配置されているだけで人はストレスを感じます。
冷蔵庫の扉も右開き・左開きで家事効率は変わります。
冷蔵庫にも右開き・左開きがあります。
右利きだから右開きがいいというわけでもありません。
私はむしろ開ける時の利き手よりも、食品を取り出す時の利き手の方を重視します。
人は物を持つときには無意識に落とさないように気をつけるものです。
落とさないようにするために自然と利き手でつかむのです。
ということは、左開きタイプにして左手で扉を開け、利き手の右手で取り出す方がいいと考えています。
キッチンのレイアウトによって変わってきますが、新築やリフォームの冷蔵庫の配置場所や新たに冷蔵庫を購入する時には、自分にとって右・左開きのどちらがいいのかを考えることも大切です。
いかがでしたでしょうか?
右利きを前提にお話してきましたが、左利きの方は逆に考えていただければと思います。
古くてすみませんが、麻丘めぐみさんのヒット曲「わたしの彼は左きき」が子供頃に大好きでした 笑
とりあえず、相手の人の利き手をまずは確かめる事が一番重要ですね。
利き〇にポイントおいて、いろいろなことを考えてみると意外にヒントがたくさん見つかります。
楽しんでみてください。
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