カビキラー、カビハイター、キッチンハイター、トイレハイターの違いは?効果の違いは?

多くの家庭に持っている「カビキラー」「カビハイター」「キッチンハイター」「トイレハイター」の違いをご存知でしょうか?
カビキラーやカビハイターはお風呂などのカビ落としに。
キッチンハイターは台所のシンクのヌメリや布巾、まな板などの殺菌に使うために。
トイレハイターはトイレ用に。
こうやって、多くの人はそれぞれ違う物を買って持っているのではないでしょうか?
こうした〇〇用に洗脳されて、いろいろな洗剤を持っているのが日本人です。
「あなたはトイレ用洗剤で食器を洗えますか?」
洗剤についても、あなたは勘違いをしています。
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目次
あなたは、トイレハイターでまな板を消毒できますか?
「カビキラー」と「カビハイター」「キッチンハイター」「トイレハイター」の違いは?
ズバリ、同じです!
左が「キッチンハイター」、右が「カビキラー」の裏表示です。
何が違います?
商品名とメーカー名が違うだけで、「成分」の欄をご覧ください。
「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸塩」、表示名は若干違う言葉を記載していますが、要は同じです。
他も、水酸化ナトリウム、界面活性剤、同じ原料ですよね。
これは、カビハイター、トイレハイターでも、ほぼ同じ表示です。
これが日本人の「〇〇用」に弱い性格を逆手にとった「限定商法」「イメージ戦略」です。
「カビキラー」という名前で、カビにはこれ!
「キッチンハイター」という名前で、台所にはこれ!
「トイレハイター」で、トイレにはこれ!
他にも、パイプクリーンなど排水口用まで売っています。
だけど、皆様は「限定商法」、商品名やコマーシャルのイメージ戦略にまんまと洗脳されて、いろいろな洗剤を買わされているのが実態です。
結論を申し上げます。
塩素系漂白剤はどれか1つで充分です!
カビキラーでキッチンのヌメリやまな板、フキン、スポンジを殺菌しても構いません。
カビキラーでトイレや排水溝、逆にキッチンハイターでカビ退治に使っても同じってことです。
知らない人が多いはずです。
若干、商品によって違う添加物を入れたり、配合が違うことはありますが、塩素系漂白剤はあくまで塩素系漂白剤ですから。
効果は変わりません!
現代の暮らしに塩素系漂白剤は必要かもしれません。
ただ、どれか1つにしませんか?
そして、使う頻度や1回あたりの使用量を少なくしませんか?
私は決してこのような塩素系漂白剤の不買運動をしているのではありません。
私はただ、あなたや、あなたのお子様の健康や環境へのダメージを心配しています。
真っ白に、スッキリとキレイになるのは気持ちがいいです。
だけど、同時に皆様の身体の中まで塩素系漂白剤で毒されたのでは何にもならないのです。
- 使う頻度を少なくしましょう!
- 1回あたりの使用量を少なくしましょう!
- 塩素系漂白剤はどれか1つにしましょう!
あなたは、トイレハイターでまな板を消毒できますか?
その答えは、「はい、できます。」が正しいのです。
洗剤や漂白剤の賢い買い方、正しい持ち方は?
多くの人が、商品名や〇〇用的な言葉、コマーシャルで同じような洗剤や漂白剤などを買っているのが現状です。
台所洗剤、お風呂用洗剤、トイレ用、窓ガラス用などは、どれも元をたどれば全部石油が原料です。
「洗剤」は「洗剤」以外の何物でもありません。
手や環境に一番優しいと言われている「中性タイプ」
油汚れに強いと言われている「アルカリ性タイプ」
除菌、抗菌できると宣伝している「酸性タイプ」
それぞれ特徴作りはしていますが、所詮「洗剤」は「洗剤」です。
おまけに、石油から作った合成洗剤です。
つまり、どの洗剤で何を、どこを洗ったり掃除をしても、汚れを落とす目的や効果は大差ないのです。
ここでお話ししている塩素系漂白剤についても同じです。
どれか1つあれば充分です。
こうした洗剤や漂白剤などを買う時に、表の商品名やキャッチコピーだけで選んでいるのが良くありません。
結局、また同じことの繰り返しになります。
かならず、面倒くさくても裏の表示を見ることを習慣にしてください。
原材料を見て、「なるほど、これも塩素系漂白剤なのか!」と分かれば買わなくてもいいかもしれませんよね。
そして、注意事項も必ず確認してください。
法律で危険事項や取扱注意の記載は義務づけられています。
左のキッチンハイターには、
目に入った時は失明のおそれがある。
って書いていますよね。
この商品には、そういうリスクもあるんだって覚悟をして買わなくてはいけないってことです。
メーカーは表示していれば、もしも事故があっても責任はありません。
それを買って、間違った使い方をしてしまった、あなたが全ての責任を負うことになります。
そんな危険なリスクを負ってまで、あなたやお子さんの命を犠牲にしたいですか?
そもそも、命は何であっても天秤にかけるものではありませんよね。
あなたの不用意な買い物や所有が幸せな家庭を危険に落とし込むことは避けるべきだと思います。
子供が洗剤や塩素系漂白剤を誤って飲んでしまった場合は吐かずに牛乳で応急処置する!
洗剤や漂白剤などは必ず子供の手の届かない場所に置くことを守ってください。
特に塩素系漂白剤の場合は命にかかわる事態になってしまいます。
子供が悪いんじゃなく、全て親の責任です。
もしも万が一、子どもが誤って洗剤や漂白剤を飲んでしまった時の応急処置を覚えておきましょう!
- 吐かせない
- 水で口をすすぐ
- 牛乳をコップ1~2杯飲ませる
とりあえず、こうした応急処置をして、すぐに病院へ連れて行きましょう!
この時に大切な事、忘れない事は、飲んだ洗剤や漂白剤を病院へ持って行くこと!
そして、何よりもパニックになって慌てない事です。
親が慌ててしまっては処置が遅れたり、おろそかになってしまいます。
【吐かせない】
何でもかんでも誤飲の場合は吐きださせればいいというものではありません。
洗剤や漂白剤の場合は特に吐いてはいけません。
無理に吐かせると、その液体やおう吐物が気管に入り、窒息や誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。
かえって、命取りになってしまいますので危険です。
特に塩素系漂白剤は肺に入ると最悪の事態に陥ります。
【水で口をすすぐ】
水で唇や口の周りをしっかりすすぐか拭いてください。
そして、口の中をクチュクチュぺーをさせます。
※うがいをさせてはいけません。間違って飲みこむと余計に体内に入れてしまいます。
【牛乳を飲ませる】
牛乳は胃に粘膜をはり胃壁を保護する効果や、洗剤、漂白剤を弱める働きがあります。
コップ1~2杯飲ませてください。
※ジュースや炭酸飲料など「酸性」のものは絶対に飲ませてはいけません。
塩素と酸が混じると猛毒なガスや熱を発生します。
かえって危険な状態になるので注意してください。
塩素系漂白剤には、「混ぜるな危険」マークが表示されています。
塩素と酸性の物が混じると有毒ガスが発生してしまい、最悪は死に至るからです。
つまり、塩素系漂白剤を飲みこむと、胃液は「酸性」ですから有毒な塩素ガスを発生して危険なのです。
万が一の時には、慌てずに応急処置を行い、すぐに病院へ連れていくか、救急車の手配をしましょう。
そして、何度も申しますが、洗剤や漂白剤などの薬品は、絶対に子供の手が届かない場所、もしくはカギ付きにするなどの安全対策をしておいてください。
それは、親としての責任と愛情です!
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