引越し13回経験者の荷造りのコツ~引越しの見積りを安くする方法と業者の選び方マニュアル

私はこれまでに13回の引越しを経験してきました。
それなりに時間と労力とお金を使ってきたわけです ^^
最初の頃はよく分からないので業者さんの言われるままに任せていたんですが、回数を重ねるごとにいろいろなコツを身につけました。
引越し業者の人からもいろいろなコツを教えていただきました。
引越し代をできるだけ安くする見積りの取り方、安心できる業者の選び方、これをやってしまうと失敗してしまう注意点などは、経験豊富な私ならではの知恵になっています。
男の整理収納アドバイザー・整理ist 佐藤亮介として活動する中で、数多くの引越しの準備のお手伝いもしてきました。
荷造りを効率よく簡単に済ませる方法も知っています。
それは結果的に引越し代を安くすることにもつながります。
新築やマンションなどの引越し、進学や就職にともなう引越し、高齢者の施設への引越しなどのご予定がある方、または今はないけど将来の引越しのために是非ご一読ください。
必ずお役にたてる情報をご提供いたします。
スッキリ・キレイ整活(整理・掃除・洗濯・防虫)講師の整理ist 佐藤亮介
目次
引越し代を安く、荷造りを効率よくするノウハウ
私は今でこそ男の整理収納アドバイザー・整理ist として活動していますが、過去の私は物が捨てられない男でした。
いつか使うかも、まだ使える、何かに使えるかも・・・そんな感じでドンドン物は増え続けました。
かつて私が何度も引越しをした最大の理由は、物の置き場所や収納場所がなくなり、物に家じゅうが占領されていったからです。
そうなると当然、部屋が狭くなってきますので、新たな収納場所を求めて広めの賃貸物件を探して引越しという流れになっていたわけです。
それを10回以上繰り返してきました ^^;
引越しこそ物の整理の最大のチャンス!
最初の頃は2トン車で充分に引越しはできていました。
それが段々と物が増えていくにつれ2トン車でもヤバくなっていきました。
4トン車 ⇒ 4トン車ロング ⇒ 2トン車+4トン車という事態にまで。
私一人分の荷物なのに、トラック2台で引越しをする羽目になったんです。
これって異常ですよね。
だけど当時は何とも思っていませんでした。
1台じゃ運べませんから、もう1台必要ですって業者に言われて、そうですかって感じです。
今から考えれば無駄なお金を使ってしまったもんだと後悔しています。
引越しこそ整理の最大のチャンスです!
逆にこのチャンスを逃したなら、もう二度とチャンスはやってこない!と思った方がいいです。
とりあえず全部持って行って、あとで時間ができたら整理すればいいや!なんて思ってたら大間違いです。
そんな時間はいつまでもやってきませんし、そもそもやる気なんて起こりません。
荷造りをする前に、物をできるだけ整理してみてください。
引越しはあなたの新しい暮らしの始まりです。
新たな世界への旅立ちです。
そんなあなたの門出が物だらけの部屋からのスタートでいいのでしょうか?
あなたの新しい生活のために本当に必要な物を厳選してみてください。
スッキリとした部屋での暮らしを想像なさってみていただけませんか?
物を整理してみれば荷造りの時間も労力も半減するはずです。
荷物が減ればそれだけ引越し代は安くなるんです。
わざわざお金をかけて使いもしない物を運ぶなんて馬鹿げたことをした私のようにはならないでくださいね。
整理の方法がよく分からない方は以下の記事をご参考になさってください。
どうしても整理が上手くできない人は・・・
そうは言っても、整理に馴れていない人は仕分けが難しいかもしれません。
そういう人にはオススメの整理の方法があります。
衣類や食器などジャンル別に仕分けをしていきます。
・絶対に使う物、着るもの
・もう使う(着る)ことはない物
・どうしようかな?って迷う物
絶対に使う、着るものはもちろん荷造りすればいいですよね。
もう使わない、着ない物は引越し前に処分しましょう。
問題は迷う物たちです。
いつか・・・
もしかしたら・・・
まだ使えるかも・・・
何かに使えるかも・・・
こうした物たちは本当はあなたには必要じゃない物なんです。
分かってても処分できないわけですよね。
だったら、とりあえず引越し先に持って行きましょう。
ただし、これらは別の段ボールに荷造りしてください。
そして、段ボールにこう書いておきましょう。
例えば衣類の場合:
保留品(衣類)
保留期限:〇月〇日まで使わなかった物は処分する事!
こうして引越し先に持って行ってください。
そして引越し先では、これらの保留段ボールはどこか1ヶ所にまとめて置いておきます。
安易に段ボールを開封してはいけません。
どうしても必要な物は出して使ってください。
保留期限日がきて、箱の中に残っている物や未開封の段ボールは、もうあなたには必要のない物たちです。
潔く物たちを解放してあげてください。
整理をすれば家賃も安くて好条件の物件が見つかる!
私のかつての引越しトラック遍歴をお話ししましたが、もっと衝撃的な過去があるんです。
当然そんな大量の荷物を移動するわけですから、住む部屋も大きくしていかなければいけなかったわけです。
1DKからスタートし、1LDK、2DK、2LDK・・・最終的には3LDKの2階建て1軒家に一人で住む羽目に!
広く大きくなれば家賃も高くなります。
今から考えれば、ただ物を収めるだけに高い家賃の物置を借りていただけだと悔やんでいます。
せいぜい、1DKか1LDKで充分だったはずです。
そうすればもっと貯金もできてたかもしれないし、旅行や美味し物を食べることもできたはずですよね。
物を整理してから物件を探してください。
物を整理してから新築の準備をしてください。
私のように物を収めるだけの物置に無駄なお金は使わないで下さい。
引越しをすれば目に見えない事や物に出費がかさむものです。
物が少なければ家賃の安い賃貸ですみます。
家賃はあとには何も残らない出費です。
家賃が安く済めば、その分他の買い物や貯金に使えます。
広い部屋でも古くて日当たりの悪い物件よりも、少し狭くても新しくて日当たりの良い素敵な物件の方が同じ予算ならいいでしょ?
「住まい」とは「人」が「主」と書くように、物ではなく人が快適に暮らせる空間でなくてはいけないのです。
引越し業者を選ぶ時のノウハウ
さて引越し前の整理の話が終わったので、次は引越しの業者の選び方や注意点をお話しします。
13回も引越しを経験している私ならではのノウハウです。
ぜひご参考になさってください。
引越しの見積りは最低2社からもらうこと!
引越しは荷物の量や距離などによって料金は変わります。
いずれにしても決して安いものではありませんから、業者の選択や見積りには慎重になってください。
見積りは最低でも2社からもらうようにしてください。
あとで断るのが悪いからとか面倒くさいからって思わなくてもいいです。
誰もあなたを恨んだりしませんから大丈夫です。
どこでもいいからって1社だけの見積りで決めてしまうと結果的に損をするのはあなたなんですから。
身の回りだけの荷物だけならクロネコヤマトと佐川急便で相見積もり
進学や就職で家具や家電は引越し先で購入するとか、物件に備え付けがあって不要な場合は衣類や寝具などの身の回り品だけです。
そんな時は引越し業者に依頼するよりも宅配業者の方がオススメです。
小口の荷物の取扱には馴れていますし、運賃も安いです。
見積りの取り方は簡単です。
それぞれの会社に電話もしくはホームページから見積り依頼ができます。
ホームページでは自分でだいたいの料金を調べることもできます。
両社の見積りでどちらがお得かを決めればいいのです。
サービスや安心度はどちらも大手ですから信頼できます。
クロネコヤマトのサイト佐川急便のサイト
オススメの引越し業者
家具や家電もあって、衣類などの身の回り品もある場合は引越し専門業者に依頼する方がいいです。
大口となるとトラックをチャーターすることになりますから、専門業者をオススメします。
必ず最低2社からの見積りをとりましょう。
でも、どこがいいか分からない人が多いと思います。
あくまでも私の経験からのオススメですが以下の3社をご紹介します。
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- アーク引越センター
いずれもテレビCMでもお馴染みの大手です。
特に私はサカイ引越センターをよく使ってきました。
数社で見積りをもらって比べてみると、いつもサカイさんが一番安かったです。
かと言って、サービスや対応が悪いというわけではありません。
とっても親切丁寧で荷物が破損したり家電が壊れているという経験もゼロです。
と云うことで私のやっていたコツがあります。
2社以上の見積りを取る時には、サカイ引越センターを最後にしてください。
他の見積価格を言えば、絶対にそれよりも安くしてくれます。
さらに取っておきの裏ワザもあります。
面倒じゃなければ、次のような順番で見積りをしてもらいます。
①サカイ引越センター
②アート引越センター
③アーク引越センター
④もう一度サカイ引越センター
②③は逆でも構いませんし、面倒だったらどちらか1社だけでもいいです。
最初にサカイ引越センターで見積りをもらって、そのあとに他社にそれよりも安くしてほしいとお願いします。
すると、サカイ引越センターに負けじと安くしてくれます。
そして、最終的にサカイ引越センターに「他からもっと安い見積りをもらったので」と言えば、絶対にさらに安くしてくれます。
※ただし、3月は繁忙期なので業者も強気なので、できるだけ早目に見積りをもらった方がお得です。
見積りの際には段ボールは受け取らない事!
必ず見積りに来た営業マンは荷造り用の段ボールを置いて帰ろうとします。
たとえば、今なら無料で段ボールを20枚サービスしますので置いて帰りましょうか?って言います。
絶対に断ってください。
段ボールを置いて帰ると言うことは、他社には浮気しないでねっていうメッセージです。
段ボールももらったし、他に決めたらまた取りに来てもらわなきゃいけないし、ここに決めちゃおうか!ってなるんです。
それから、他社の営業マンが見積りに来た時に段ボールを見れば、他のどの業者から見積りをもらっているのかがバレます。
すみません、知人の紹介で他の業者さんも見積りに来られるので、段ボールは決まったらご連絡させてください。
こう言っておけば大丈夫です。
契約時にサインする前に段ボールの追加をすること!
どの引越し業者も無料で段ボールをくれます。
最初はだいたい20枚~30枚って言うと思います。
余ったらお返しするので、50枚にしてもらえませんか?って頼んでください。
または具体的に大を20枚、中を10枚、小を10枚って言ってもOKです。
たいていは断られません。
ただし、契約した後や引越し当日に追加を頼むと、場合によっては段ボールの追加料金を請求されることもあるので気をつけましょう!
それからもう一つ大事なお願いを忘れてはいけません。
ガムテープもできたらもう2個お願いします!
これで契約のサインをするようにしてください。
遠慮していたら損をしてしまいますよ!
契約を済ませて業者の営業マンが帰ったら、他の業者に断りの電話をしましょう。
営業マンの携帯電話ではなく、会社に電話をした方が断りやすいと思います。
〇〇さんに見積りをしてもらったんですが、知人(親戚、上司など)の紹介で他で契約してしまいました。
折角来てもらってすみませんが、また機会がありましたら宜しくお願い致します。
もしくは、営業マンから電話があるかもしれません。
その時も同じように丁寧にお断りをすれば大丈夫です。
引越し業者を自分で選べない、分からない人にオススメの方法
やっぱりどうしても自分では引越し業者を選べないとか、数社に見積り依頼をするのは気が引けるという方は便利な方法があります。
簡単な手続きだけで、あなたにとって一番安い費用の業者を探すことができます。
引越し侍予約サービスをお試しになってください。
1回の見積り依頼で、数社からの見積りが届きます。
あなたはそれを見て、自分の条件に合う業者を選ぶだけです。
簡単でしょ!?
サカイ引越センター、アート引越センターなど大手の引越し業者とも提携していますのでご安心ください。
見積り依頼をしたからといって、絶対にどこかに決めなくてはいけないってこともありません。
見積り自体は無料ですし、どことも契約しなくても構いませんのでご安心ください。
引越しに不慣れの人や、相見積もりを取るのが苦手な人にはモッテコイです。
直接、営業マンと向き合って話をするわけでもないので気が楽ですよね。
私があなたに安心してオススメできるのは下記の2つです。
クリックして説明だけでも見てください。
荷造りのコツは経験者に習おう!
段ボールの用意ができましたので、いよいよ荷造りです。
くどいようですが、先ほどお話ししましたように物の整理を先に済ませてからにしましょうね。
引越し先で使いもしない、着もしない物をお金をかけて運ぶのは無駄遣いです。
何よりも新居がいきなり物だらけになってしまいますからね。
引越しまで使わない物、シーズンオフの服などから
引越しまでに数日はそこで生活しなければいけません。
その間に使う必要な物を段ボールに入れてしまうと不便になります。
引越しまでの数日間に絶対に使わない物、衣類もシーズンオフの物などから荷造りを始めましょう。
例えば、本や雑誌などの書籍、数日間は使わない食器類、調理道具などです。
軽い物は大の段ボール、重い物は小の段ボールに
結構、多くの人がやってしまうのが段ボールの大きさの選択ミスです。
書籍やCD、食器などを大きな段ボールに詰め込む人がいます。
1つ1つは小さくて軽いですが、数が多くなると大変な重量になってしまいます。
引越しスタッフにも配慮してさしあげてください。
そして、引越し先であなた自身も辛い思いをすることになりますよ。
食器は縦収納にした方が割れにくい
上の写真は引出しの中ですが、縦収納とは食器を立てて収めるというスタイルです。
いわゆる横積み、平積みにすると、段ボールは上に重ねてトラックに積み込みますから、その重みで食器が割れやすくなります。
ガラスコップも横に寝かせずに立てて収めてください。
そして、できるだけ1個ずつ新聞紙でもいいので包んでクッションになるようにしてきましょう。
余談ですが、この時に「この食器は万が一割れてもいいわ」っていう食器は要らないってことです 笑
引越し先で1週間生活に必要な物の荷造りを
基本的には、衣類、食器、調理道具、書籍などジャンル別に荷造りをするのですが、経験者ならではのコツがあります。
引越し先ではすぐにその日から生活がはじまります。
荷解きして部屋を仕上げていくには数日~1週間はかかります。
その間もそこで衣食をしなくてはいけないんです。
歯磨き、入浴、着替え、食事に使う食器など、数日間の生活のために必要な物を用意して梱包しておくのをオススメします!
そうしておかなければ、引越し先で全ての段ボールを開けて回らなくてはいけなくなります。
それだけでも疲れてしまいます。
私がいつも用意していた物は
- 歯磨きセット
- 入浴セット
- タオル(ハンドタオル、バスタオル)
- フキン、雑巾
- 下着
- パジャマ
- 数日間用の着替え
- コップ
- 最低限の食器
- 鍋、フライパン
- 箸、スプーン
- 洗剤(台所、洗濯・掃除用)
- 筆記用具とメモ用紙
- 工具セット
印鑑、通帳、カード、身分証明書などは荷造りせず手で運ぶこと!
印鑑、銀行通帳、銀行やクレジットカード、健康保険証や免許書、マイナンバーカードなどの身分証明書、株券、登記簿などの身分を証明するものやお金に関する貴重品は段ボールに荷造りしてはいけません!
万が一、紛失したら大変なことになります。
絶対にバッグに入れて自分の手で運ぶようにしてください。
段ボールには必ず中身を明記する事!
荷造りで絶対に忘れてはいけないのがラベリングです。
段ボールの中身を箱の外に書くのを忘れないでください。
書くのを忘れると引越し先でパニックになりますからね。
「食器」とか「衣類」みたいな大ざっぱな書き方も良くありません。
・普段使いの皿、茶碗、湯呑み
・主人の夏用の衣類(Tシャツ、ポロシャツ、Yシャツ)
できるだけ具体的に細かく書くようにしておけば、一目瞭然で分かりやすいです。
そして、面倒でも段ボールの横と上の2ヶ所に書きましょう。
引越し先で段ボールを積み上げた時に上だけでは見えません。
中身を書いておけば、引越しスタッフの人もトラックに積みやすくなります。
食器や小物家電など壊れ物の積み方に注意することができますよね。
さらに心配な人は業者さんがくれる「取扱注意」のシールを貼ったり、手書きで「割れ物注意」などと書いておくと安心です。
面倒くさがって書かなかったり、いい加減に書いていると、引越し先での作業時間がその分長くかかってしまいます。
できるだけ引越し作業は短時間に効率よく終わらせたいものです。
ガムテープで閉じるのは引越し当日に!
荷造りの時に段ボールに物を詰めたら、すぐにガムテープで閉じたくなるかと思います。
だけど、ガムテープで閉じるのは引越し当日もしくは前夜にしましょう!
理由は、万が一必要な物があった時はいちいちガムテープをはがして開けなくてはいけないからです。
これも13回引越しを経験してきた私のコツです。
工具セットと取扱説明書はすぐに分かる箱に!
これも私の経験からオススメしたいコツです。
最低限の工具(ドライバー、ペンチ、ハサミなど)は引越し先で結構必要になる事が多いです。
家具の組み立て、テレビなどのオーディオ機器の配線接続など工具がなくては不便です。
そして、その時に取扱説明書も必要になる時もあります。
工具とトリセツはセットして段ボールに入れてすぐに使えるようにしておきましょう。
家電、家具、絵画の荷造りは引越し業者に任せる
テレビなどのオーディオ機器、冷蔵庫や電子レンジなどのキッチン家電。
食卓、食器棚、タンスなどの家具。
額縁の絵画、壺などの焼き物など貴重品。
へたに自分で荷造りをせず業者に任せた方が賢明です。
引越しスタッフは荷造りのプロでもあります。
必ず一人は経験豊富なスタッフがいますので、その方に任せた方がきっちり梱包してくれます。
自分でやって万が一破損や故障した時には、業者によっては保証外になってしまうこともあります。
引越し先での荷物の置き場所や開梱時の注意点
さて、引越し先での荷物の搬入時にも注意したいコツがあります。
そのためには、引越し前に部屋のイメージを作っておくことです。
この部屋には何を置くかとか、部屋のどこに何を置くかとかです。
特に家具や大型家電の設置場所をあらかじめ決めておくことが大事です。
引越しスタッフが、これはどこにおきましょうか?と尋ねますので、迅速に答えてあげなくては作業時間も長くなってしまいます。
マンションなどフラットな間取りよりも、2階建ての場合は荷物の置き場所を的確に答えていかなければ、スタッフだけでなく先々であなた自身が辛い思いをしてしまいます。
本当は1階に置く物だったのに2階に運んでしまうと、あとであなたが下に持って降りなくてはいけなくなりますからね。
面倒くさいかもしれませんが、ザッとでもいいので図面的な物を書いておくと業者の人もあなたも分かりやすいと思います。
その時に、先ほどの段ボールに中身を書いておくと助かるんです。
業者さんがこの段ボールはどこに置きましょうか?って訊かれた時に、段ボールのラベリングを見ればすぐに対応ができます。
因みに、私は段ボールにカラーマジックで丸印を書いておきました。
赤丸はキッチンに、青丸はリビングに、黒丸は洗面所に、黄丸はクローゼットに・・・みたいな感じです。
引越しスタッフにそのことを告げておけば、その色を見てちゃんとその場所に運び込んでくれます。
とにかく、引越しスタッフさんもあなたもできるだけラクになるように工夫しておきましょう!
荷解き、開梱のコツ
家族がいればそれぞれ自分の荷物は各自で荷解きをすればいいんですが、一人暮らしの人は自分で全部しなくてはいけません。
その時に、闇雲に目に入った段ボールから荷解きをしてしまうと部屋中が物だらけになってしまいます。
余計に引越しパニックになってしまいますよ。
荷解きの順番は、あなたが今から生活をスタートするために必要な物の優先順位を考えてください。
とりあえず今夜や翌朝からご飯を作りたいのでしたらキッチンの荷物から。
明日からすぐに出社なら、衣類や書類などから。
歯磨きや洗顔、入浴は必ずしなくてはいけませんから、その用意もしておきましょう。
引越しスタッフさんに飲み物などの気配りも大切!
引越しの作業は重労働です。
いくらお金を出していると言っても気配りをしてあげてください。
私は必ずペットボトルのお茶やスポーツ飲料を用意していました。
菓子パンやサンドイッチ、バナナなんかも喜ばれました。
あっ、そうそう栄養ドリンクも好評でしたよ ^^
真冬以外の引越しでは汗もかきますので、コンビニなどで紙おしぼりをもらっておいて渡していました。
業者さんの方から休憩させてくださいって言いにくいものです。
適当なところで、少し休憩して下さいってこちらから声をかけてあげましょう。
その時に、飲み物やパンなどを用意してあげてると大変喜ばれますよ。
そして、私は荷物の積込みが終わって最終確認が済み、スタッフがトラックに乗り込む時に、私はさらに用意していました。
お疲れ様でした。途中でどうぞって飲み物やお菓子を渡すことも忘れません。
業者とお客ですが、相手も人です。
ロボットではありません。
そして、大切なあなたの荷物を運んでくれる人です。
ちょっとした心遣いに、スタッフの人も気持ちがよいものです。
本当は廃棄する物は別料金をとられたりしますが、無料で引き取ってくれることもありました。
掃除もしてくれたり、引越し先でテレビの接続もしてくれたり、契約外のサービスもしてもらったことは度々あります。
あなたの心遣いで、お互いに気持ちの良い引越しをしましょうね。
アンケートはがきは必ず書いて送ること!
引越しの時に業者さんからアンケートはがきを渡されることがあります。
ほとんどの人は書かずに捨ててしまうと思いますが、絶対に出した方がいいです。
5分もあれば書けるものです。
理由は、送っておくとあなたの履歴が引越し会社のコンピューターに登録されます。
もしもまた引越しをする時があった時に、その履歴が見積りやサービスに活かされるんです。
私はサカイ引越センターさんの上得意になっていたので(笑)、必ず他社よりも大幅な値引きをしてくれました。
エアコンの設置業者の名刺は大切に!
引越しの際にエアコンなどの電気工事は、自分で探して依頼するのもいいですが、私は引越しの契約の際に一緒に頼む方がオススメです。
引越しプランのオプションにエアコンの取り外し・取り付けをする方が料金も安いです。
引越し先が県外など遠方の場合は、取り外しと取り付けは別の業者さんが来ます。
特に取り付けに来られた業者さんの名刺は大切に保管しておくのがいいです。
何か不具合が合った時は、当然引越し会社に連絡すれば対応してくれます。
私が名刺を保管しておくのをオススメしている理由は、はじめての土地で何か電気工事をお願いしたくても、どこに頼めば安心かが分からないんです。
大手の家電量販店に頼んでもいいんですが、工事だけの依頼はあまり喜ばれません。
それに結局来てくれるのは家電量販店のスタッフではなく、提携業者なんです。
だったら直接、工事を依頼してあげた方が業者さんも喜んでくれます。
だから、引越し先のエアコンの取り付け工事の際にも飲み物などを用意して気持ちよく作業をしてもらいます。
後日、電気製品の調子が悪いとか、コンセントを増設してほしいとか、何かの電気工事が必要になった時に仲良くなっておけば助かりますよね。
引越しの時にお世話になった〇〇と言います。
すごく丁寧に工事をしていただいたのを覚えています。
洗濯機の調子が悪いんですけど診てもらうことってできませんか?
相手もこう言われれば断る理由はありませんよね。
誰しも指名されるのは嬉しいものですから。
最後にゴキブリ対策も忘れずに!
引越しで持って行ったり、持ち込むのは物だけではありません。
もしかするとゴキブリも持ち込んでしまう危険があります!
せっかくの新居なのにゴキブリと同居だけは避けたいですよね。
引越しの時に一番気をつけてほしいのが段ボールなんです。
段ボールの隙間にゴキブリの卵や幼虫が潜んでいることって珍しくありません。
荷解きが終わった段ボールは速やかに家の外に出しましょう!
何かに使えるかもとか、衣類収納の代わりに段ボールに収めたままクローゼットや部屋に置きっぱなしにしているとオゾマシイ未来がやってきますよ。
そういう意味では、先ほどお話ししました「保留品」の段ボールもあまり長い期間は置いておかない方がいいです。
引越し後、1ヶ月経っても使わなかった物や未開封の段ボールの中身は潔く手放すことをおススメします。
因みに、サカイ引越センターさんは連絡すれば後日、段ボールを引取りに来てくれました。
他の引越し業者さんもしてくれるかもしれませんので確認なさってみてください。
以上、引越し13回の経験からお話させていただきました。
お役に立てましたら幸いです。
どうぞ効率よく気持ちの良い引越しと、あなたの新しい生活のスタートを心より願っています。
不要品は引越しせずに手放しましょう!
使いもしない物をわざわざお金をかけて運ぶのは、お金の無駄遣いです。
それに、折角の新居が物に溢れてしまっては気持ちのいい生活はスタートできませんよね。
引越しは整理の最大のチャンス!
これは私が過去に失敗してきた一番の教訓です。
私の引越しはただ単に物をこっちからあっちへ移動させてただけだったんです。
それを13回も繰り返してしまったわけです。
高い引越し代と毎月の家賃。
本当にお金を無駄遣いしてしまった苦い過去です。
だからこそ、私はある意味貴重な経験をしてきたんです。
皆さんに同じ失敗をしていただきたくないのです。
無理や頑張らなくていいです。
できるだけでもいいので、引越しの時に物を整理なさってください。
だけど、整理しても不要品の処分が自分では無理って言われる人もいらっしゃると思います。
特に家具や家電、たくさんの本や雑誌、衣類。
ゴミ袋にも入らないからゴミの日にも出せない。
そもそも大量で自分や家族ではどうしようもないって。
そういう人は不要品回収業者に依頼してみませんか?
お金は少しかかりますが、あなたの時間や労力を肩代わりしてくれます。
それに何と言っても、あっという間に片づきます。
でも、次の問題はどこの業者に頼めばいいの?という悩みですよね。
私がご家庭の整理のお手伝いをする中で、いつも利用したり、お客様にオススメしているものがあります。
不要品回収業者の見積もりを一括でしてくれるサイトです。
簡単な入力で、あとは数社からの見積りを待つだけです。
あなたはその中から条件に合う業者を選ぶだけです。
見積りは無料です。
絶対にどこかと契約しなくてはいけないってこともありません。
条件に合わなかったり、気が進まなければどことも契約しなければいいだけです。
もしも不要品の処分でお困りでしたら、見積りだけでもお試しになってください。
【不用品回収】エコノバ は安心信頼できる会社です。
下記をクリックしていただければ詳しい説明を書いています。
私はエコノバの便利さについてブログを書いていますのでご参考になさってください。
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