ワイシャツ、ブラウスなどの襟袖の黄ばみ、黒ずみをお湯で簡単に落とす方法

目次
黄ばみ・黒ずみは普通に洗濯しただけでは落ちません!
ワイシャツやブラウスなどの襟・袖の汚れが落ちない!って悩んでいませんか?
コマーシャルで“この洗剤なら真っ白になります!”って聞いて、次々と新しい洗剤を買って試しているけど全然ダメ!
漂白剤もちゃんと入れて洗濯しているのに全然白くならない!
洗濯機も最新型を買ったのに~!
それでは黄ばみや黒ずみは落ちませんよ。
主な原因は2つです。
①洗濯までに放置している時間が長いから
②普通に洗濯しているだけだから
①洗濯までの時間と皮脂汚れは比例していきます。
襟袖の黄ばみの原因は皮脂が酸化したものです。
料理の油でも最初は無色透明ですが、揚げ物に使ったあとそのまま置いておくと黄ばんできますよね。
私たち人間の皮脂汚れも「アブラ」ですので同じように酸化していくのです。
だから、黄ばみが頑固になっていく原因は、服を脱いでから洗濯までに時間が長ければ長い程、酸化が進み強力になっていくのです。
では、どうすればいいの?
そのための対策はのちほどお話しします。
②洗濯機で普通に洗ってても黄ばみ・黒ずみは完全に落ちません!
黄ばみや黒ずみが落ちない!って悩んでいるあなたは、衣類を洗濯機に入れて、洗剤を入れて、人によっては漂白剤も入れて、あとはスイッチをポン!
もしかして、あなたはこんな洗濯をしているのではないですか?
ハッキリ申し上げて、それでは落ちませんよ!
特に脱いでから洗濯までに時間がかかっていたり、一度頑固な黄ばみや黒ずみになった汚れは繊維の奥まで浸透しています。
だから普通に洗濯機任せに洗っただけでは効果はありません。
では、強力頑固な黄ばみや黒ずみはどうすれば落ちるのか?
のちほど伝授させていただきます。
垢・皮脂汚れ・汗ジミ・黄ばみ・黒ずみとは?その違いで洗濯方法が変わります。
一般的に皆さんは、「垢」とか「皮脂汚れ」とか「汗ジミ」とか「黄ばみ」とか「黒ずみ」って言っていると思いますが、その違いって知っていますか?
“えっ、違うの?” って言われる方も多いんです。
これも洗濯上手になれない原因のひとつなんです。
どれもただ同じ「汚れ」と一括りにしているので、洗剤と漂白剤だけで落とせるとカン違いしてしまうんです。
垢とは
表皮の古い角質が、新しい角質と交代して剥がれ落ちたものと、皮脂や汗などの皮膚分泌物が交じり合ったもの。(Wikipedia参照)
つまり、垢は古い皮膚がメインです。
皮脂汚れとは
トリグリセリドとは中性脂肪のこと。
つまり、皮脂とはほとんどが私たちの体の脂肪のアブラということになります。
汗ジミとは
衣類につく汚れの一つが「汗」です。
体全体に汗腺があるので汗は衣類に付きます。
ただ、脇以外の汗腺から出る汗は99%の水分と1%の塩分なので普通の洗濯で落ちるので手強い汚れにはなりません。
問題は脇の汗です。
脇の汗腺は「アポクリン腺」と言って、そこからはタンパク質、脂質、脂肪酸、糖質、そしてリポフスチンという色素成分が含まれているため、脇だけが黄ばんでしまうのです。
黄ばみとは
体の皮脂が原因で時間とともに、アブラが酸化した状態です。
新品のワイシャツなど、最初は普通の洗濯で落ちますが実は落ち切れていない皮脂汚れが段々と酸化が進み頑固な黄ばみになっていくのです。
こんな経験はないですか?
衣替えの時にちゃんと洗剤や漂白剤も使って洗って仕舞っておいたのに、半年後に出してみたら黄ばんでた。
これは皮脂汚れや洗剤が完全に落ちていないために、仕舞っている間に酸化が進んでしまったわけです。
黒ずみとは
先ほどの黄ばみとは色からして違いますよね。
黒ずみ汚れの繊維を拡大してみると、
黒ずみとは、繊維に沈着した皮脂にホコリや垢などが付着したり、混ざってしまった状態の汚れです。
つまり、ワイシャツの襟がいきなり黒ずみ汚れになる事はなく、まずは汗や皮脂の黄ばみができ、それをしっかり落としていないと厄介な黒ずみになっていくのです。
お湯を使って襟袖の汚れを落とす簡単楽ワザ
脱いだら襟袖にぬるま湯をかけておくだけの「ちょこっと洗濯」でOK!
先ほどもお話したように汗や皮脂汚れは洗濯までの時間が長ければ長い程酸化が進んで落ちにくくなります。
だからと言って、家族が服を脱ぐたびに洗濯機を回していたのでは大変です。
「ちょこっと洗濯」のススメ
今日から、明日から早速お試しください。
ただこれだけでOKです。
シャワーのお湯をあてるだけで汚れが驚くほど落ちていくのが分かると思いますよ。
*ただし、長い間放置してきた黄ばみや黒ずみはこれだけでは無理です。
とりあえず、今日付着した汚れをできるだけ早く落としておくことが重要なんです。
さらに効果を上げるためには、お湯をかけながら揉み洗いしておくと繊維の中の汚れも落ちやすくなります。
さらにさらに面倒じゃなかったら、襟や袖の部分だけに固形石鹸(うたまろ石鹸がおすすめですが、普通の石鹸でもいいです)を塗っておく。
もしくは少し揉み洗いしておくと、もうこの時点でほとんどの汚れは落ちてしまいます。
石鹸がなければ、液体洗剤、粉末洗剤、台所用洗剤、重曹、セスキ炭酸ソーダでも効果は期待できます。
あとは、洗濯かごや洗濯機に入れておいて普通に洗濯するだけです。
因みに、私はワイシャツは必ず脱いだらすぐにこの方法をやっていますが、せいぜい1~2分です。
この1~2分を手抜きしてしまうと、黄ばみや黒ずみとなってそれらを落とす時間の方が逆にかかってしまうことになります。
あなたはどちらを選択しますか?
この方法でしたら、子どもでも男性でもできると思うんです。
こうした協力で奥様やお母さんを少しでもラクにしてあげてほしいと思います。
襟袖の軽めの黄ばみを落とす方法
まだあまり頑固になっていない黄ばみは比較的簡単に落とせます。
●台所用洗剤
●柔らかめのブラシ(歯ブラシでOK)
●粉末酸素系漂白剤(なければ液体タイプ)
①洗面ボールか洗面器を使います。
*40℃くらいのお湯をためておきます。
②襟袖をぬるま湯で濡らします。
③襟袖に台所用洗剤を塗りこみます。
④もみ洗いするか、歯ブラシで擦っておきます。
⑤30分以上そのままにして、あとは普通に洗濯してください。
それでも落ちなかった場合は
⑥洗面ボールか洗面器に40℃くらいのお湯をため、大さじ1杯の酸素系粉末漂白剤を溶かす。
その中に④までをした衣類を30分くらい漬け込んでおきます。
⑦あとは、洗濯機でしっかりすすぐか、他の洗濯物と一緒に普通に洗濯して下さい。
襟袖の頑固な黄ばみを落とす方法
このような長い時間を経て頑固になった黄ばみじも少し手を加えれば自分で落とすことができます。
やり方さえ分かれば、もう明日からクリーニング代が不要になりますよ。
●クレンジングオイル
●柔らかめのブラシ(歯ブラシでOK)
●粉末酸素系漂白剤(なければ液体タイプ)
①洗面ボールか洗面器を使います。
②襟袖をぬるま湯で濡らします。
③襟袖にクレンジングオイルを塗りこみます。
④もみ洗いするか、歯ブラシで擦っておきます。
⑤10分ほど経ったら、ぬるま湯ですすぎます。
*これだけではまだ充分に落ちていないと思いますので、
⑥洗面ボールか洗面器に60℃くらいのお湯をため、酸素系粉末漂白剤を大さじ1杯溶かす。
その中に衣類を30分くらい漬け込んでおきます。
⑦あとは、洗濯機でしっかりすすぐか、他の洗濯物と一緒に普通に洗濯して下さい。
これでもまだ頑固に残っている場合は次の強力な方法を試してみましょう!
オススメのクレンジングオイルは下記からご購入できます。
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襟袖の頑固な「黒ずみ」を激落ちさせる方法
黒ずみは、黒ずみとは、繊維に沈着した皮脂にホコリや垢などが付着したり、混ざってしまった状態の汚れです。
黄ばみを放っておくとこのように黒ずみになって本当に厄介な汚れになってしまいます。
いかに毎日の「ちょこっと洗濯」のお手入れが大事か分かると思います。
だけど、黒ずみも程度によりますが、時間をかければかなり落とせます。
●洗濯用固形石鹸 ※うたまろ石鹸がおすすめ
●柔らかめのブラシ(歯ブラシでOK)
●粉末酸素系漂白剤+液体酸素系漂白剤
①洗面ボールか洗面器を使います。
②襟袖をぬるま湯で濡らします。
③襟袖にうたまろ固形石鹸を塗りこみます。
④柔らかめのブラシで汚れをこさぎ取ります。
⑤酸素系粉末漂白剤と酸素系液体漂白剤を大さじ1:1の割合で60℃のお湯に溶かし、その中に漬け込みます。
⑥30分ほど経ったら汚れの落ち具体を確認してみます。
⑦まだ充分に落ちていないようでしたら、お湯を入れ替えて粉末漂白剤と液体漂白剤を大さじ2:1で溶かして漬け込みます。
時々、もみ洗いをする
⑧あとは、洗濯機でしっかりすすぐか、他の洗濯物と一緒に普通に洗濯して下さい。
かなり頑固だった黒ずみと黄ばみもここまでキレイに落とすことができました。
家庭に一つは持っておきたい「うたまろ石鹸」は下記からご購入できます。
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