こんまり(近藤麻理恵)のときめき片づけ術で整理ができない理由

目次
【こんまり(近藤麻理恵)って誰? こんまりの経歴】
「こんまり」って知っている人も多いはずです。
通称「こんまり」って言われていますが、お名前は近藤麻理恵さんと言います。
2010年に出版された「人生がときめく片づけの魔法」が国内で大ベストセラーになり、その後世界数か国でも大ヒットしました。
2015年には、アメリカTIME誌が発表する「世界で最も影響力のある100人」に日本で2人目として選ばれました。
詳しくは・・・ 近藤 麻理恵について
こんまり(近藤麻理恵)の原点は整理収納アドバイザーだった。
今や彼女は日本のみならず世界一の片づけのカリスマ的な存在です。
彼女は幼少期からオレンジページを愛読書にしていたほど、片づけや収納に興味が深く、自分のモノだけじゃなく、家じゅうをキレイにしていたみたいです。
大学2年生の時に片づけコンサルタント業を開始し、株式会社リクルートエージェントを退職後、本格的にコンサルタントを行うようになりました。
彼女は本格的に片づけコンサルタントを開始するにあたり、ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザー2級認定講座を受講し、その後1級も取得しました。
彼女は整理収納アドバイザーの講座で、今の「ときめき片づけ術」の原点となる理論を学んだのです。
私と同じ整理収納アドバイザーでもある彼女は私たちの誇りでもあるのです。
「ときめき」で片付いた人と片付かない人の差、理由は何?
こんまりの「ときめき片づけ術」を読んで、
家の中がキレイになった人とならなかった人がいます。
それは、私の著書「一生つかえる整理力が3週間で身につく本(明日香出版)」でも同じことです。
参考までにご紹介します。 一生つかえる整理力が3週間で身につく本
なぜ、上手く片づけられた人と、そうならなかった人がいるのでしょうか?
ときめき片づけ術は「収納術」ではなく「整理術」
前述したように、彼女の「ときめき片づけ術」の原点は「整理収納アドバイザー」の理論なのです。
整理収納アドバイザーの理論は、モノの「整理」に重きを置いています。
「収納術」や「収納グッズ」を多用しても、モノの「整理」が不十分だと自分が理想としている家の中のスッキリ生活は実現できません。
モノの「整理」こそが今の日本人の家の中を本当にキレイにしていける唯一の方法なのです。
彼女はそれを学び、著書の中で「整理」の重要さを訴えました。
だから、彼女の本や話にはあまり収納グッズの紹介や収納技はメインになっていないはずです。
「ときめき」を整理(分別する)の基準にしただけです。
整理とは、モノを「選び・分ける(厳選)」ことが第一歩です。
私の「整理」のお話を詳しくお話しています。下記をクリックしてご一読ください。
「整理」の「選び・分ける(厳選)」をするためには、<基準>が必要です。
あなたが今日着る服を選ぶときには何かの<基準>で選んでいるはずです。
あなたが料理の盛り付けをする時には<基準>で食器を選んでいるはずです。
それと同じように、モノを選び分けるためには<基準>が必要なのです。
その<基準>を、彼女は≪ときめき≫というキーワードにしたわけです。
この≪ときめき≫という基準のキーワードが世の中の女性のハートに響いたのです。
今までモノが捨てられなかった人が≪ときめき≫だったら分けられたと話題になっていったのです。
男性には≪ときめき≫は通用しなかった!
このように≪ときめき≫を基準にした彼女の「片づけの魔法」は多くの女性の整理を促すことができました。
でも、同じ女性でもこの基準が通用しない人もいるのです。
また、男性にはほとんど通用しませんでした。
だって、男性に〝この服、ときめきますか?”って訊いても、おそらく多くの男はピンとこないはずです(笑)
こんまりはそもそも対象者を女性にしてきました。
女性のための片づけコンサルをしてきましたので、男性は対象外なのかもしれませんね。
そして、女性でも上手くいかなかった人がいる。
特に高齢者にはダメでした。
その差は何なのでしょうか?
その理由は何なのでしょうか?
≪ときめき≫だけが整理の基準ではないからです。
今の日本人はブームが好きです。
本がベストセラーになったり、テレビなどのメディアで有名になった人の言葉に洗脳されます。
数年前は「断捨離」がブームになると、≪捨てる≫が基準になりました。
この時も上手くできた人と、いかなかった人がいました。
ブームになると、そのれだけが基準なんだと洗脳され錯覚してしまうからです。
≪ときめき≫や≪捨てる≫だけが整理の「選び・分ける」基準ではありません。
皆さん、洗脳されないでください。
ただ私が申し上げているのは、こんまりの本や断捨離の本を買わないで!とか、話を信用しないで!と言っているので決してありません。
特に、こんまりは私たち整理収納アドバイザーの仲間ですし、彼女の「整理」に重きをおいていることは素晴らしいと感じています。
「整理」の基準は「ときめき」だけではありません!
モノを整理(選ぶ・分ける)基準をひとつだけにしてしまうことに無理があるのです。
上手くいかない原因はそこにあるのです!
あなたが今日着る服を選ぶときに、ひとつだけの基準で選んでいますか?
- 今日の気分
- お出かけする行先(買い物、旅行、カフェ、高級レストランなど)
- 一緒に行く人(家族、友達、恋人など)
選ぶ基準が複数になっていることはありませんか?
あなたは車が好きですか?
“好き” “嫌い”
スポーツカーは好きですか? 嫌いですか?
“好き” “嫌い”
スポーツカーに乗りたいですか?
“乗りたい” “乗りたくない”
基準が変われば選ぶ答えも変わります。
私はお客様のコンサルの時には次のような基準をご提案しています。
- 好きですか? 嫌いですか?
- 気に入っていますか? 気に入っていないですか?
- 役に立っていますか? もう役に立っていませんか?
- 使っていますか? もう使っていないですか?
- よく着ていますか? もう着ていない服ですか?
- 寄付できますか? 寄付できませんか?
要は基準はなんでも構わないのです。
あなたに合った、無理のない、ストレスのない基準で≪選び・分ける≫だけをまずはなさってみてください。
上手くできた基準があなたにとっての≪ときめき≫の基準だということです。
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