「物を大切に使う」の本当の意味をイチロー氏から学んできた!

イチロー選手が引退しましたね。
私は彼から多くの事を学び、
多くの事を見習ってきました。
その中でも一番だったことは
「物を大切に使う」
「物を丁寧に扱う」
ということでした。
彼は打撃後、絶対にバットを投げて走ることはありませんでした。
多くの選手は、バットを放り投げて走ります。
特にホームランを打った時には、
バットを宙に高く放り投げる選手が多いのです。
または、バットを地面に叩きつけたり、
故意にへし折ったりして、
バットに八つ当たりする選手もいます。
だけど、イチロー選手は絶対にしませんでした。
どんな時でも、
バットは投げずに置くようにして走りました。
バットやグローブ、シューズなどは
全部自分で試合後には拭いて手入れをしました。
自分の仕事道具である全てを大切に扱ってきたのです。
彼のこの行為こそが日本人が昔から培ってきた
「物を大切に使う」
「物を丁寧に扱う」
という文化であり、教えです。
彼はその日本人の文化をアメリカの地でもずっと貫いてきました。
彼は最後の記者会見で、
「日本に戻ってきて・・・・・」と言いました。
「日本に来て」とか「日本に行って」ではなく、「戻って」です。
長年、アメリカで生活してきた彼は
自分の故郷は日本であり、
自分は日本人であるという意識を大切に持ち続けてきた証の一言だと感じました。
物を家の中にしまい込んで、
捨てないことが「物を大切にする」と勘違いしている人も少なくありません。
「物を大切にする」ではなく、
「物を大切に使う」
「物を丁寧に扱う」
が正しい日本人の文化です。
つまり、
物とは使ってこそ、物を大切にしている行為。
物とは扱ってこそ、物を大切にしている行為。
使いもせずにしまい込んでいる行為は、
大切にしているのではなく、粗末に扱っている行為だということです。
イチロー選手は最後になった日本での試合で、
フォアボールで一塁に行く時、
バットをそっと地面に置いて走る姿がありました。
いつもよりも、もっと丁寧に置く彼の姿。
もしかするとって頭をよぎったのが現実になりました。
既に引退を決意して臨んだ彼は、
バットに「ありがとう」の気持ちを込めて、
そっと置いたんでしょうね。
私はあのシーンを忘れません。
私は彼のこうした行為こそが「整理収納」の原点だと感じています。
断捨離、捨てるブーム、収納ブームよりも大切な事は、
「物を大切に使う」
「物を丁寧に扱う」
という意識と行動をもう一度持つことではないでしょうか?
今持っている物たちを眠らせたままにせず、
もう一度使ってあげる、着てあげる行為。
そして、乱暴に雑に扱うのではなく、
丁寧に使う、扱う行為。
今の私たちに一番忘れてはいけないことを
イチロー選手は自分が見せて教えてくれていたんだと思います。
お疲れ様でした、イチロー選手。
ありがとう、鈴木一郎さん。
あなたは、日本一、いや世界一
物を大切にするニッポン男子です!
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