片付けられない人を洗脳する間違った思い込み!絶対に失敗しない8つの正しい片づけとは?

あなたは自分は片づけが苦手だと思っている人ですか?
あなたは自分は収納下手だと思っている人ですか?
それは誰と比べてでしょうか?
もしかして、テレビや雑誌で紹介されている人や家と比べてでしょうか?
それとも友達や兄弟と比べてでしょうか?
あなたは、あなたではないでしょうか?
人と比べる必要はあるのでしょうか?
あなたの理想の家や部屋ってどんな感じですか?
テレビや雑誌、モデルハウスみたいな感じでしょうか?
それって他人の家ですよね。
あなたは、あなたでいいのではないでしょうか?
「片づけ」や「収納」にまつわるいろいろな情報が飛び交っていますよね。
本や雑誌、テレビで毎日のようにあなたに語りかけます。
こうすればいいんです!
この収納術を使えばいいんです!
これを買えばいいんです!
だけど、上手くいくどころか益々理想から遠のいていく自分に落ち込みます。
物ばかりかストレスや苦しみが増えていく。
その原因は、あなた流ではなく他人流でやっているからではないでしょうか?
そして、そうした情報が全て正しい教科書だと勘違いしているからではないでしょうか?
頑張らなくてもいいじゃないですか!
他人の理想を自分の理想にしなくてもいいじゃないですか!
全ての情報があなたに合ったものばかりではありません!
マジメに全てを鵜呑みにしなくていいんです!
片付けられない人の思い込みや勘違いをズバリ指摘します!
頑張れば頑張るほど挫折に陥る原因を解説していきます!
あなたが、あなたの「わたし流」を見つけていただけますように。
スッキリ・キレイ整活(整理・掃除・洗濯・防虫)講師の整理ist 佐藤亮介
目次
テレビや雑誌の家はあなたの家ではありません!
あたり前のことですが、テレビや雑誌で紹介される家はあなたの家ではありませんよね。
それを見て「素敵だわ~」と思うのは悪くありません。
ただ、その家はその人の理想の形であって、あなたの理想の形だと勘違いをしないでほしいのです。
家の大きさ、戸建て、マンション、間取り、家具の種類、家族構成、年齢、持っている物、その数や量、趣味や嗜好、好きな色、等々全てにおいてその人とは違います。
そして、何よりも暮らし方が違うのです。
他人の理想を自分の理想に置き換えないで下さい。
他人の理想に洗脳されないで下さい。
他人の理想でハードルを上げすぎてしまうことが一番怖くて挫折に落とし込まれる原因です。
あなたは、「あなた流」でいいんだと開き直りの気持ちを持つようにしてください。
収納は人に見せるためにするのではありません!
あなたはテレビや雑誌に洗脳され、いつしか自分の家に人の目を気にするようになってしまっていませんか?
つまり、家の中にあなたの表の顔を持ち込んでいないでしょうか?
「うわ~、素敵な家ね」
「うわ~、オシャレだわ」
「センスがいいね」って褒められるのは誰しも嬉しいものですよね。
だけど、そうした他人の目を意識するのがエスカレートしたり、過剰になってしまうと、「収納」の本当の目的が欠如していきがちです。
つまり、「収納」の目的が他人に褒められるとか、人に見せたいに重きが置かれてしまうのです。
収納の目的はおもいやり収納
収納の目的を私は次のように考えています。
自分や自分以外の人(家族)が、次に使うことを考えた仕組みや状態にすること。
見た目よりも、どこに・なにがあるかすぐに分かる「使い勝手」を重視する事が大切です。
私はこういう収納を、「おもいやり収納」と呼んでいます。
最近の流行り言葉を使えば「忖度(そんたく)収納」でもいいかもしれませんね(笑)
そして、この「おもいやり収納」には3つのポイントがあります。
- すぐに見つけられるか?
- すぐに取り出せて使えるか?
- すぐに元に片づけられるか?
この3つが全て備わっていなければ、それは未完成の収納と言えます。
ひとつでも欠けていると、使い勝手の悪い収納になっていると考えなくてはいけません。
収納はジコチュウではいけません!
自分や家族のために使い勝手の良い、捜さなくてもいい、あとかたづけも簡単で分かりやすい、そうした「おもいやり」の仕組みを作ってあげることです。
他人の目や表の顔を家の中に持ち込まないでください。
収納やマイホームは、テレビや雑誌でみんなに見せるためのものではなく、他人のためにつくるものではありません。
あなたは、「あなたやご家族のために」を優先なさってください。
収納用品や収納技で解決しようとすると、もっと物だらけに!
住まいの「住」は、人が主と書きます。
つまり、住まいは人が主でなくてはいけないんです。
人がいかに快適に、心地良く、安全に、幸せに暮らせるかが大事なことです。
でも、最近は人が主ではなく、物が主になっている家が増えてしまっています。
物に支配され、牛耳られ、占領されています。
物を捜すという行為は、物に人が振り回されている状態です。
人が主ではなく、物が主になっているわけです。
物が増えてしまう原因は、
・なかなか手放せない
・要らない物をつい買ってしまう
・二度買いや二重買い
等々、いろいろと考えられますが、もうひとつの原因は「収納用品」を新たに買ってきて、入れ物ばかりを増やしてしまうことも大きな要因です。
入れ物を買えば人は物を入れたくなるものです。
「大は小を兼ねる」で、できるだけ沢山入る物を選びます。
すると、まだ入る、もっと入れようと物をドンドンしまい込んでいきます。
服が増えてきて収める場所がなくなってきたので、タンスや衣装ケースを買ってくるということから始めていませんか?
その入れ物に収めれば一見キレイに片づいたように見えます。
だけど、それはただしまい込んだだけ、物を隠しただけになっていませんか?
入れ物も物もドンドン増えていっていることに早く気がつかなくてはいけません。
整理整頓、整理収納、片づけなどの中でお金を生むのは「収納」だけなんです。
整理や整頓の作業には物は必要ありません。
一方、「収納」には物が必要と考えがちです。
例えば、人に「収納」という言葉を聞いたら何を連想するかと尋ねると、多くの人は収納用品やグッズ、それもお店や雑誌で売っているオシャレだったり可愛いものとお答えになります。
つまり、「収納」 ⇒ 「買いたい・買う」につながります。
だから、テレビや収納雑誌ではやたら収納用品やグッズを紹介するのです。
これを使えばたくさん収納できますよ~
これを使えばオシャレな収納になりますよ~
これを使えば可愛く女子力アップまちがいなし!
多くの視聴者や読者はイチコロです 笑
新築やリフォーム時に収納重視が危険信号!
日本人ほど家の中に入れ物や収納スペースを持っている国民はないと言われています。
特に新築やリフォーム、引越しの物件探しの時に、ダントツでリクエストをされるのが「収納」です。
できるだけ沢山収納場所を作ってください。
できるだけ大きくて広い方がいいです。
クローゼットはウォークインクローゼットがいいです。
キッチンにパントリーを作ってほしいです。
他にも階段下にも収納、床下収納、屋根裏部屋、吊戸棚、備え付けのタンスや本棚など。
あらゆる空間が物を収めるためだけの収納スペースになってしまいます。
入れ物や収める場所があれば、人は物を入れたくなります、詰め込みたくなるものです。
私は収納物や収納場所は全然必要ないと言っているのではありません。
今の日本人は過剰ではないでしょうか?
私はせいぜいモデルハウスやモデルルーム程度の収納で充分だと思っています。
それだけ収納物を買い、収納スペースを作ったのに、また物だらけになってしまうのはなぜでしょうか?
もう家の中には収める場所がなくなってくると、庭や駐車場に物置を買ってきたり、有料のレンタル倉庫を借りたりする人も増えています。
収納物や収納スペースをいくら増やしても、根本的には何も解決しないのです。
益々、家の中の状態を悪化させてしまっているのです。
これでは、人が快適に暮らせる「住まい」ではなく、物が快適な「物置」ですよね。
正しい収納の数や広さの計算方法
多くの人は、新築やリフォーム、引越しの際に「収納」の数や広さを重視しています。
だけど、大抵の人はその計算方法を間違っているのです。
今家の中にある物を全て収め込むためには、どれだけの収納場所や広さがあれば充分だろうか?と計算するのです。
さらに、「大は小を兼ねる」で考えるため、収納場所をできるだけ多めに作っておこうとするのです。
収納場所が多ければ多い程、広ければ広い程、その分人が暮らすためのスペースは狭くなりますよね。
海外の人が不思議に思われるそうです。
外から見たら、それなりに大きな2階建て住宅。
さぞかし家の中は広いんだろうなぁと入らせてもらうと、キッチンもリビングも玄関も廊下も、どうしてこんなに狭いの?って感じるそうです。
つまり、折角延べ床面積は広いのに、家の中の空間はあらゆる収納スペースに使われてしまっているので、本当に大事な人のための空間が狭くなっているのです。
日本人は人よりも物の方が大事なの?
日本人は家族のスペースよりも物の収納スペースを優先させるの?
日本人は家の中に物置を作る国民なの?
そういう見方をされています。
収納の数や広さの本当の計算方法は違うのです!
今持っている物を整理してみて、残った物を収めるためにはどれだけの収納があればいいか?
広さはどの位あればいいのか?
という計算をしなくてはいけないのです。
今持っている物を整理をせずに、ほとんどそのまま新居に移動する計算をしてしまうので、収納場所の数は多くなりますし広さが必要になるのです。
それでは、折角お金をかけて新居に引っ越しても、またすぐに物は溢れてしまいます。
物が多ければ、それだけ引越し代もかかります。
これから新築やリフォーム、引越しをお考えの方は計算方法をぜひ間違えないようになさってください。
収納よりも整理が第1歩
正しい整理収納については下記をお読みになってみてください。
収納雑誌や収納技は教科書ではなく参考書です!
「収納」で解決しようと、「収納技」や「収納用品」「収納スペース」に頼ってしまう原因のひとつが「収納雑誌」です。
あらかじめ申し上げておきますが、収納雑誌を買ってはいけないと申し上げているのではありません。
洗脳されないで下さい!
収納雑誌は教科書ではありません!
収納雑誌はあくまで参考書です!
このことを忘れないで下さい。
私のクライアントで収納雑誌を50冊ほど買ってた人がいらっしゃいました。
それだけでもかなりの場所を占めていたわけです。
そして、その方は雑誌に載っている収納用品やグッズをドンドン買い、収納技を真似してきたそうです。
だけど、家の中は全然スッキリキレイにならないと悩まれていたのです。
収納雑誌やテレビで紹介される事例は、あくまでもその人にとってのベストな方法です。
自分とは全く異なる人のやり方を、そっくりそのまま真似をしても上手くいくことは少ないのです。
そうしたメディアに助長されて、収納用品やグッズを買ってしまうのです。
買った物が自分や自分の家の片づけにちゃんと合う物であればいいです。
または、ちゃんと使いこなすのであればいいんです。
だけど、買ったけど我が家には上手く合わないとか、買っただけで使いこなせず置きっぱなしになっているという実態もあります。
衝動買いを抑える「買う時の5つの関所」とは?
過去の私はまさに「収納」だけで解決しようとして、引越しを何度も繰り返し、最終的には3LDKに2階建1軒屋に住むはめになりました。
家具も衣装ケースもハンガーラックも、小物入れなどの収納グッズもたくさん買っていました。
収納場所を大きくしたり広くすればいい、入れ物を増やせばいい、それしか解決方法が思い浮かばなかったからです。
私は今でも新し物好きです。
衝動買いもついしがちです。
だから、私は物を買う時には5つの関所を自分に課しています。
- 本当に欲しいの?
(衝動的になってるだけじゃないの?) - 本当に使うの?着るの?
- 買うのは今じゃなきゃいけないの?
- 今持ってるモノじゃダメなの?
- 最後には自分でちゃんと処分する覚悟はあるの?
3つ目までは簡単に関所を越えてしまうこともありますが、4つ目の「今持っている物じゃダメなの?」で気持ちが落ち着きます。
幸せなことに私たちは大抵の物は持っていますよね。
服だって、靴だって、文具だって、食器だって、家電製品だって、持っていない物はないって云うほどいろいろな物を持っていますよね。
お店で「これいいな~」って思っても、冷静に考えてみると、今持っている物で何とかなるかもって開き直れるんです。
それでも衝動が治まらない時は、5つ目の爆弾を落とします。
買った以上、貰って帰った以上、その人が最後まで面倒をみる責任を持たなくてはいけないのです。
その覚悟が買う時の自分にできているのかどうかを確認します。
大げさに思えるかもしれませんが、リアル店舗やネットでも物が氾濫している中で、それなりにお金を持っている日本人はつい衝動的に安易に買ってしまう癖がついています。
だからこそ、買う時、貰う時という最初の段階で気をつけなくてはいけないと考えています。
デッドスペースを活用すると部屋は狭くなってしまう!
よく世の中では「デッドスペースの活用」という収納術を見せられます。
家の中の隙間という空きスペース用に収納用品が売られています。
「あっ、これあのスペースにピッタリかも?」って買いたくなりませんか?
本当にそのスペースを埋める必要はあったんでしょうか?
ピッタリ埋まったことで、快感になっているだけかもしれませんよね。
タンス、食器棚、冷蔵庫、本棚などの上の空間を利用して収納スペースにしましょう!ということも見られます。
そういう空間は本当に「デッドスペース(死んだ空間)」なのでしょうか?
私はハッキリと全否定します!
そうした空間は「デッドスペース(死んだ空間)」なんかじゃありません。
むしろ「ライブスペース(生きた空間)」です。
その空間があるから、部屋は広く感じられ、解放感もあり、人はストレスを感じずに快適に暮らせるのです。
あらゆる空きスペースをデッドスペースだと錯覚させて、収納で埋めていくから益々圧迫感を感じるようになるんです。
普通の天井と吹き抜けの天井、物だらけの家とモデルハウスでは、どちらが気持ちがいいでしょうか?
素敵なお宅って、テレビや雑誌で紹介されている家にはある共通したポイントがあります。
それは「空間」が広いということです。
いろいろな場面で紹介されている「デッドスペースの活用」は、真似されない方が賢明だと私は思います。
デッドスペースの活用は命を危険にすることも!
例えば、食器棚や冷蔵庫の上の空間に新たな収納を作ったとします。
キッチンの吊戸棚にも見られますが、そうした収納場所には大抵ホットプレートや卓上コンロ、たこ焼き器、土鍋、使わない鍋やフライパン、缶詰やペットボトルなどのストック品などを収めがちです。
もしも、今大きな地震に襲われた時に、あなたや子供がその下にいたとしたら安全でしょうか?
タンスや本棚の上に物を置いた状態で、その横のベッドで眠っている時に地震がきたらどうでしょうか?
頭より高い場所に物を置いてはいけません!
特に固い物や重い物、とがった物は絶対に置いてはいけません!
あなたやご家族の命を守るという意味からもやめていただきたいのです。
デッドスペースの活用で喜ぶのは誰?
そうした空間を埋めて一番喜ぶのは、ゴキブリやネズミたちです。
人間に見つかりにくい隠れ場所をあなた自身が作ってあげたってことです。
掃除もしにくくなりますので、益々ゴキブリやネズミにとっては居心地の良い繁殖場所になります。
それでも、あなたはデッドスペースの活用を信じますか?
シンプルライフのお宅にはゴキブリやネズミはいません。
なぜなら、隠れる場所が少ないからです。
かれらは殺虫剤よりも隠れる場所がない、人に見つかりやすいという環境の方が怖れるんです。
だからそうした家には棲みつきません。
あなたやご家族の健康のためにも、デッドスペースの活用はよくお考えになってほしいんです。
片づけが苦手でも運は逃げません!
私は、片づけ上手 = 運がいいとか、部屋が汚い = 運がないというのは信じていません。
書店でもよくそうした本や雑誌のタイトル、キャッチコピーが目に入りますよね。
風水を信じていないわけでもありません。
だけど、実際に家が散らかっててもお金持ちは大勢いらっしゃいます。
大学教授や研究者の部屋は紙類や書籍で足の踏み場もない人の方が多いです。
だけど、教授や立派な研究者になっています。
私は昔、高僧にこう教えられたことがあります。
運はその人が生まれながらに持っている定め(幸運も悪運も)
ツキはその人の行いでつくられていくモノ
つまり、運は自分ではどうすることもできないけど、ツキは自分で変えることができるということです。
多くの人が考えている運とはツキのことです。
家をキレイにしたからと云って運が変わるものではないのです。
実際には、私のあるクライアントの汚部屋をお手伝いしている作業中に、クシャクシャになった宝くじが出てきました。
一応確認してみると、10万円が当たっていました。
小学生の女の子の子供部屋を一緒に片づけてたら、引出しの奥から昔もらったお年玉袋が何枚も出てきました。
全部で5,000円。
他にも、失くして諦めていた高級時計やアクセサリー、ヘソクリ、お気に入りのワンピースなどが見つかったという実例もあります。
見つかるモノは「物」だけではありません。
家がキレイになったことで家族の会話が増えて団らんが生まれたり。
ご夫婦仲や親子仲が復活したり。
職場のデスクや書類を片づけたことで仕事のミスがなくなったり。
営業成績がアップして昇進や昇給になったり。
友だちや来客者に褒めてもらえたり。
そして何より、自分に自信を持てるようなったり。
こうしたことは「運」ではなく「ツキ」がうまれたということです。
神様が決めた「運」を変えようと大きなことではなく、日常の「ツキ」が良くなるかも?という程度に考えてはいかがでしょうか?
そうすると、ちっぽけなことでもポジティブに考えるようになれます。
カフェでマカロンを1個サービスしてもらったのも。
片思いの人からLINEが届いたのも。
おみくじで大吉がでたのも。
ノルマが達成できたのも。
嵐のチケットが取れたのも。
これって、部屋をキレイに片づけたからかなぁ。
ツイてるかも。
この程度でいいのではないでしょうか?
家や部屋、職場のデスクなどをキレイにすると、確かに時々ツイてることが起こります。
でも、それって本当にキレイに片づけたからという因果関係は分かりません。
本当にそうなのであれば、キレイにした人は全員宝くじに当たってもいいわけですよね。
確かなことは、キレイにしていくことで自分の気持ちや心の持ち方が変わるってことではないでしょうか?
何かあっても前向きに考えて生きていけるってことではないでしょうか?
そうしていつも笑顔で楽しそうな人には、沢山の仲間や友達も増えてきます。
お互いに支えてって生きていくことができます。
片づけや収納で人生の「運」を変えよう!なんて大げさに時間と命をかけるのはやめましょう。
スッキリキレイに片づけたら自分自身が気持ちが良くなる、それで充分ではないでしょうか?
片づけや整理収納は頑張ってはいけません!
あなたは片づけや収納を頑張ろうとしていませんか?
頑張ろうとするから疲れるのでは?
疲れてしまっては元も子もありません。
または、片づけを一生懸命にやります!って言われる人もいらっしゃいます。
気合を入れることはいいことですが、片づけに一生分の命を懸ける必要はないんです。
あげ足を取って申し訳ありませんが、もっと気楽に考えてください。
整理収納や片づけは頑張ると挫折や失敗を生みます。
一気に済ませたい、早く終わらせたいという気持ちから頑張ろうとします。
でも、頑張って一気にやろうとするので疲れるんです。
身も心も疲れてしまって、中途半端で終わってしまったり諦めてしまうこともあります。
一番、大事なことは「習慣」を身につける事です。
毎日、例え5分でもいい。
どこか1ヶ所でもいい。
気がついた時にすぐに。
まとめて一気にやろうとするので時間もかかるし、疲れてしまうのです。
そして、一旦キレイになった状態を維持しなきゃという「意識」を持つことです。
自分が出して使った物は元に戻す。
自分が着て脱いだ服は、たたむ・ハンガーに掛ける。
「あとかたづけ」は、「いますぐかたづけ」です。
整理や収納は優柔不断でいい!
優柔不断な人は決断力がないとか頼りないと言われますが、私はそうは思いません。
決断力がないのではなく、決断するのに時間がかかるだけです。
その分、相手や物事に対して真剣に、まじめに「どうするのがいいか?」を考えている証拠ではないでしょうか。
物を整理する際に、取っておこうか・処分しようかと時間をかけて悩む人は、優柔不断な人ではなくちゃんと物と向き合っているのです。
収納を考えたり、新たに収納用品を選ぶ時も時間が掛かる人は、どうすれば快適な収納になるかをマジメに考えているからではないでしょうか。
優柔不断でいいじゃないですか!
時間がかかってもいいじゃないですか!
結果よりも経過の方が大事なんです。
私のお手伝いしてきたクライアントさんの多くは優柔不断な方ばかりです。
だけど、今でもリバウンドせずスッキリキレイな家を維持なさっています。
それは、しっかり・きちんと真剣に考えて整理収納をなさったからです。
整理収納の時に向き合っているのは、実は物ではなく自分自身なんです。
物を通じて自分としっかり向き合っているのです。
だから、今の自分もこれからの自分もどうすればいいのかが見えてくるのです。
以上でお話を終わります。
思い当たることはありませんでしたか?
もしも、いくつかでも当てはまることがありましたら、そこから「意識」と「行動」を少し軌道修正してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、いつか・どこかでお会いできますこと楽しみにしております。
スッキリ・キレイ整活(整理・掃除・洗濯・防虫)講師の整理ist 佐藤亮介
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